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特集 精神科診療でジェンダーに直面するとき
【精神科医の働き方における男女共同参画】
精神科医のキャリアと男女共同参画
Career Development of Psychiatrists and Gender Equality
布施 泰子
1
Yasuko Fuse-Nagase
1
1茨城大学保健管理センター
1Center for Health and Wellness, Ibaraki University
キーワード:
精神科医
,
psychiatrists
,
男女共同参画
,
gender equality
,
ジェンダー格差
,
gender gap
,
ダイバーシティ
,
diversity
,
ポジティブ・アクション
,
positive action
Keyword:
精神科医
,
psychiatrists
,
男女共同参画
,
gender equality
,
ジェンダー格差
,
gender gap
,
ダイバーシティ
,
diversity
,
ポジティブ・アクション
,
positive action
pp.1027-1033
発行日 2026年7月15日
Published Date 2026/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.048812810680071027
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抄録
精神科医のキャリアと男女共同参画について,日本精神神経学会の男女共同参画委員会委員長の立場から論じた。女性の精神科医は増えているが,高い職位に就いている女性は依然として少ない。女性は,精神科専門医の受験や精神保健指定医の申請を出産や育児のために遅らせる場合がある。また,自身の希望に反して長期間の短時間勤務を続ける場合がある。ここには性別役割分業意識に基づくジェンダー格差がある。
ダイバーシティの確保されている集団は,可塑性や柔軟性が高いなどのメリットがある。精神医学には,男女共同参画が進まないと臨床のレベルが上がらなかったり研究が進まなかったりする分野がある。
日本精神神経学会には男女共同参画委員会が設けられ,活動が続いている。学会では,代議員選挙におけるポジティブ・アクションの実現など,緩やかながら男女共同参画が進んでいる。
男女共同参画がなかなか進まない理由には,既得権放棄の困難さなどが考えられる。

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