特集 こころの健康を育む—精神医学から伝えられること
【日々の暮らしとこころの健康】
—〈column〉—家族と食卓を囲むのが難しい時代に—子どものこころを支える「共食」のかたち
江崎 由里香
1
1岐阜医療科学大学
キーワード:
家族との共食
,
family meals
,
食事中の会話
,
mealtime communication
,
心理的ウェルビーイング
,
psychological well-being
,
こども食堂
,
kodomo shokudo
Keyword:
家族との共食
,
family meals
,
食事中の会話
,
mealtime communication
,
心理的ウェルビーイング
,
psychological well-being
,
こども食堂
,
kodomo shokudo
pp.849-851
発行日 2026年6月15日
Published Date 2026/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.048812810680060849
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はじめに
「食べること」は,食物から必要な栄養を摂取して健康的な身体を作り維持するだけでなく,美味しく食べることにより生活に喜びと潤いが与えられ,さらに,家族や友人との食事により,楽しみや豊かさという心理的満足感が与えられるものである。本稿では,家族との共食が子どもの心理的な健康にどのような影響を与えるのか,さらには,家庭では支えきれない部分を地域がどのように補えるのかについて,近年の研究と社会状況をふまえて考察する。

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