増大号 超実践! 病理で迫るがんゲノム医療—検査から治療まで
1章 知っておくべき基本的なこと—がん遺伝子検査の特徴と,がんゲノム医療の流れ
がんゲノム医療の流れ
がんゲノム情報管理センター(C-CAT)
柿島 裕樹
1
1国立がん研究センター中央病院臨床検査科遺伝子検査室
キーワード:
がんゲノム情報管理センター
,
C-CAT
,
C-CAT調査結果
,
知識データベース
,
CKDB
Keyword:
がんゲノム情報管理センター
,
C-CAT
,
C-CAT調査結果
,
知識データベース
,
CKDB
pp.1066-1067
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.048514200690101066
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2018年6月,国立がん研究センター内に,がんゲノム情報管理センター(Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics:C-CAT)が開設された.C-CATは,ゲノム解析を行った結果得られる配列情報および診療情報を集約・保管し,利活用するための機関である.
現在,保険適用されている,がんゲノムプロファイリング検査においては“がんゲノムプロファイルの解析により得られる遺伝子のシークエンスデータ(FASTQ又はBAM),解析データ(VCF,XML又はYAML)及び臨床情報等を,患者の同意に基づき,保険医療機関又は検査会社等からがんゲノム情報管理センター(C-CAT)に提出すること”とされている.
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