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今月の特集 エキスパートから学ぶ—臨床から求められる超音波検査
腹部エコー:腹痛
Abdominal ultrasound:abdominal pain
大石 武彦
1
1取手北相馬保健医療センター医師会病院放射線科
キーワード:
超音波検査
,
急性腹症
,
病状聴取
,
ラボデータ
,
鑑別疾患
Keyword:
超音波検査
,
急性腹症
,
病状聴取
,
ラボデータ
,
鑑別疾患
pp.624-631
発行日 2025年6月15日
Published Date 2025/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.048514200690060624
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Point
●腹痛患者の原因疾患を超音波検査で効率的に評価するためには,依頼目的や事前に得られる臨床情報,そして検査時に病状聴取から得られる情報を有効に活用するアプローチが重要である.
●腹痛の部位,痛みの種類(体性痛,内臓痛,関連痛),発症様式や随伴症状,ラボデータなどから,腹痛の原因疾患をある程度想定し検査を実施することが求められる.
●超音波検査の特長を生かし,得られた情報を基に腹痛の診断に有益な情報を臨床に提供することが重要と考える.

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