連載 歩行と動作の計測機器・第1回【新連載】
モーションキャプチャー式3次元動作分析装置
谷川 広樹
1
Hiroki Tanikawa
1
1藤田医科大学保健衛生学部リハビリテーション学科
1Faculty of Rehabilitation, School of Health Sciences, Fujita Health University
キーワード:
モーションキャプチャー
,
3次元動作分析
,
トレッドミル歩行分析
Keyword:
モーションキャプチャー
,
3次元動作分析
,
トレッドミル歩行分析
pp.93-98
発行日 2025年1月10日
Published Date 2025/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698220530010093
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はじめに
リハビリテーション医療において,動作は主要な治療対象となることが多い.動作の障害の程度や特性を把握するとともにその原因となっている機能・構造障害を把握し,因果関係を分析することは,治療計画の立案や帰結予測のために重要である.なかでも歩行障害は遭遇する頻度が高く,歩行再建はリハビリテーション医療の中心的課題の一つである.
本稿では,モーションキャプチャー式3次元動作分析装置の仕組みや使用時のポイントを述べ,それによって得られる知見や臨床での活用方法について示す.
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