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特集 第79回日本臨床眼科学会講演集[2]
特別講演
硝子体手術のサイエンス
Science of vitrectomy
門之園 一明
1
Kazuaki Kadonosono
1
1横浜市立大学大学院医学研究科視覚再生外科学教室
キーワード:
硝子体手術
,
手術教育
,
unmet needs
,
自家網膜移植
,
ART
,
黄斑円孔
,
CRAO
,
microinvasive surgery
,
PVR
,
メトトレキサート
,
MTX
,
ロボティクス
Keyword:
硝子体手術
,
手術教育
,
unmet needs
,
自家網膜移植
,
ART
,
黄斑円孔
,
CRAO
,
microinvasive surgery
,
PVR
,
メトトレキサート
,
MTX
,
ロボティクス
pp.412-419
発行日 2026年4月15日
Published Date 2026/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.037055790800040412
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硝子体手術は,網膜疾患を治療するための手術システムです。このシステムの開発と疾患への応用は,病理学・機械工学,そして術者自身の手術テクニックの集大成として成り立っています。したがって,硝子体手術に精通するには,理論と技術の双方が不可欠です。筆者は内境界膜染色の開発を契機として,さまざまな手術手技を考案してきました。これら異なる手技に共通する目的は,これまで治療が困難であった疾患を治す——ただそれだけです。本稿では,筆者が開発に携わった代表的な硝子体手術のいくつかを紹介します。硝子体手術には限界もありますが,将来は,熟練した術者と同等の正確さで,さらに人の手では到達し得ない領域をも対象とする新しい硝子体手術へと必ず進化すると確信しています。その進化を促すのは,ロボティクスやAIといった先端技術です。そして,その根底にあるのは,われわれ医師の患者を救いたいという思いと,純粋な科学的好奇心でしょう。

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