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連載 国際スタンダードを理解しよう! 近視診療の最前線・22
—近視そのものが失明を起こす—病的近視—近視性牽引黄斑症—手術方法と成績
Surgical outcome of pars plana vitrectomy for myopic traction maculopathy
高橋 洋如
1
,
渡辺 貴士
1
Hiroyuki Takahashi
1
,
Takashi Watanabe
1
1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科眼科学分野
キーワード:
近視性牽引黄斑症
,
MTM
,
黄斑分離症
,
黄斑円孔
,
黄斑円孔網膜剝離
,
硝子体手術
Keyword:
近視性牽引黄斑症
,
MTM
,
黄斑分離症
,
黄斑円孔
,
黄斑円孔網膜剝離
,
硝子体手術
pp.891-895
発行日 2022年7月15日
Published Date 2022/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410214433
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◆近視性牽引黄斑症への硝子体手術は2000年代前半に普及し,機器の進歩により低侵襲化され,成績は向上してきている。
◆黄斑分離症への手術後に形成される黄斑円孔が視力不良の原因であったが,中心窩温存内境界膜剝離術の開発により,発症率が低下した。
◆黄斑円孔網膜剝離では内境界膜翻転法や自家網膜移植術によって黄斑円孔の閉鎖率が上がり,治療成績が改善した。
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