連載 ヒトとモノからみる公衆衛生史SEASON 2・9【最終回】
人々の暮らしを舞台にした西陣の「地域医療史」—制度化の波と地域主体の医療づくり
西沢 いづみ
1
1立命館大学地域健康社会学研究センター
pp.239-243
発行日 2026年3月15日
Published Date 2026/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.036851870900030239
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
前回まで、暮らしを重視した白峯診療所の医療活動と、その理念を継承した堀川病院が、住民組織「助成会」と協働し地域医療を進めてきた経緯を見てきた。
筆者担当の最終回では、高齢化が進む西陣地域において、堀川病院と住民がどのように医療体制を整備したのかをたどりつつ、制度や社会構造の変化が住民や医療者にもたらした課題と矛盾について考察する。

Copyright © 2026, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

