連載 新型コロナウイルス感染症のパンデミックをめぐる資料、記録、記憶の保全と継承—「何を、誰が、どう残すか」を考える・4
コロナ禍の保健所の記録を残した意義、そして映像記録の力について
城所 敏英
1
,
宮崎 信恵
1公衆衛生保健所活動研究会
pp.360-363
発行日 2025年4月15日
Published Date 2025/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.036851870890040360
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はじめに
筆者らは、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)のパンデミック初期の保健所での活動を記録したドキュメンタリー映画『終わりの見えない闘い—新型コロナウイルス感染症と保健所—』(図1)を製作・上映しました。その取り組みを、飯島渉教授が企画された「新型コロナウイルス感染症のパンデミックをめぐる資料、記録、記憶の保全継承」という大きなテーマの一助になるよう、以下報告します。
前半は、この映画を製作することができた経緯と意義について城所敏英が記します。
後半は、ドキュメンタリー作家として数々の作品を製作されている宮崎信恵監督が、この映画の製作・上映を通じて経験し感じた、映像記録の持つ力について記します。

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