特集 超高齢・人口減少社会における災害対策の新たなパラダイム—能登半島地震・観光危機管理・生業再建
能登地域の医療における将来に向けた全体構想の必要性
鎌田 徹
1
1社会医療法人財団董仙会恵寿総合病院
キーワード:
令和6年能登半島地震
,
地域医療
,
免震構造
,
全体構想
Keyword:
令和6年能登半島地震
,
地域医療
,
免震構造
,
全体構想
pp.12-21
発行日 2025年1月15日
Published Date 2025/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.036851870890010012
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ポイント
◆令和6年能登半島地震は、人口減少と高齢化が進む能登の地域医療に対してさらに深刻な影響を与えた。
◆病院の免震化や井水利用などの種々の備えによって、災害の地域医療への影響を最小限とすることが可能であるが、災害に強いまちづくりも重要である。
◆既存の二次医療圏・市町・公立民間の枠を超えた医療機関の役割分担を考えた医療の全体構想が必要である。
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