トピックス
臨床検査へのアプタマーの応用
荒川 秀俊
1
1昭和医科大学
pp.494-497
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110540050494
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はじめに
近年,検体測定においては,高感度かつ高特異性を有するイムノアッセイが広く用いられている.イムノアッセイでは抗体が主要な分子認識素子として用いられるが,抗体は動物由来であるため,本来体内に存在し免疫寛容を示す物質や,毒性が高く免疫応答を誘導しにくい物質に対しては,その作製が困難である.そのため,抗体を用いた従来技術には,新規疾患バイオマーカーや医薬品候補分子への対応における限界が生じている.こうした背景から,抗原抗体反応に代替しうる新たな分子認識技術の開発が強く求められている.

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