増大号 糖尿病のすべて。 検査データに基づいた診療のポイント
2章 治療の実際
肥満外科療法
佐野 彰彦
1
,
酒井 真
1
,
佐伯 浩司
1
1群馬大学大学院医学系研究科総合外科学講座消化管外科学分野
キーワード:
減量・代謝改善手術
,
高度肥満症
,
腹腔鏡下スリーブ状胃切除術
,
腹腔鏡下スリーブバイパス術
Keyword:
減量・代謝改善手術
,
高度肥満症
,
腹腔鏡下スリーブ状胃切除術
,
腹腔鏡下スリーブバイパス術
pp.126-129
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110540020126
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はじめに
減量・代謝改善手術は体重減少効果を期待した減量手術(bariatric surgery)として導入されたものであるが,2型糖尿病や高血圧,脂質異常などの代謝関連疾患に対する改善効果が高率かつ長期の寛解維持が得られることが示されている.わが国では2014年に腹腔鏡下スリーブ状胃切除術が保険適用となり,安全性と良好な減量効果から中心的役割を果たしているが,これまで先進医療として行われていた腹腔鏡下スリーブ状胃切除術にバイパス術を併施する術式が2025年6月に保険適用となり,高度肥満症を伴う2型糖尿病治療における外科的治療が果たす役割が今後さらに大きくなることが期待されている.

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