Q&A 読者質問箱
FFPEブロック作製後3年以上を経過した検体でも,がんゲノムプロファイリング検査を成功させるコツはありますか?
吉田 和広
1
1慶應義塾大学病院臨床検査科ゲノム検査室
pp.65-67
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110540010065
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Q FFPEブロック作製後3年以上を経過した検体でも,がんゲノムプロファイリング検査を成功させるコツはありますか?
A がんゲノムプロファイリング(comprehensive genomic profiling:CGP)検査では,ホルマリン固定パラフィン包埋(formalin-fixed paraffin-embedded:FFPE)ブロック作製後3年以内の検体が推奨されています1).しかし,手術からCGP検査まで3年以上経過している場合や,最新の検体が小さな生検しかない場合などがあり,3年以上の古い検体からの検査依頼も増加しています.

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