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アミロイドーシス病型診断とアミロイドイメージングを応用した新たな診断法
植田 光晴
1
1熊本大学大学院生命科学研究部脳神経内科学講座
pp.423-425
発行日 2025年4月1日
Published Date 2025/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110530040423
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はじめに
アミロイドーシスとは,通常は可溶性であるタンパク質が,さまざまな原因により不溶性のアミロイド線維を形成し細胞外に沈着するとともに各臓器障害を生じる疾患群である1).本疾患群に対する治療法の進歩は著しく,いくつかのアミロイドーシス病型では有効な疾患修飾薬が臨床応用されているため,予後を改善するためには迅速にアミロイドーシス病型診断を行い,おのおのの病型に適した治療介入を早期に行うことが重要である.近年,組織生検によらないシンチグラフィを活用したアミロイドーシス診断法が臨床応用された.

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