連載 医療現場から始めるLGBTQ+へのケア いま,医療者にできること・3
インクルーシブな医療環境づくり—今すぐできる実践例
金 弘子
1,3
,
麻生 佳織
2,3
,
比嘉 研
4,5
1鳥取大学医学部社会医学講座環境予防医学分野
2愛媛県立新居浜病院看護部
3まるっとインクルーシブ病院実装プロジェクト
4利根中央病院総合診療科
5一般社団法人虹ノオト
pp.514-518
発行日 2026年3月10日
Published Date 2026/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990630030514
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インクルーシブな医療環境づくりとは,特別な対応ではなく「誰もが排除されず,誰にとっても安心して過ごせる医療環境を調えること」です.
2025年に公表されたLGBTQ+当事者を対象とする「PRISM調査」1)では,「性自認などを理由に医療サービスの利用に困難を感じたことがある」と回答した方は全体の39.1%で,特にトランスジェンダーやノンバイナリーの方ではその割合が約62%に上りました.

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