増刊号 総合力で対応するEmergency/Intensive Care Medicine
第5章 集中治療で出合うデバイスの基礎知識
65 救急の脳波と,持続脳波モニタリング
音成 秀一郎
1,2
1広島大学大学院医歯薬保健学研究科脳神経内科学
2広島大学病院てんかんセンター
キーワード:
てんかん重積状態
,
周期性放電
,
PDs
,
発作時脳波
,
神経集中治療
,
抗てんかん発作薬
Keyword:
てんかん重積状態
,
周期性放電
,
PDs
,
発作時脳波
,
神経集中治療
,
抗てんかん発作薬
pp.412-419
発行日 2025年4月1日
Published Date 2025/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990620040412
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POINT
●脳波のトリアージとは,意識障害の鑑別の最速化である.
●脳波は「spike」と「背景活動」の2つでまずはトリアージできる.
●てんかん性の意識障害では,rhythmic and periodic patterns(RPPs)を捉える.
●RPPsでは「現在の発作および重積の基準」をチェックする.
●てんかん重積状態の治療設計ではRPPsに加えて,重積のetiologyとフェーズを意識する.

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