特集 いつものアノ病気,アノ状態—“在宅で診るときならでは”の「コツ」!
対談
在宅医療にかける想い—在宅医×病院勤務医クロストーク
中村 琢弥
1
,
綿貫 聡
2
1滋賀家庭医療学センター弓削メディカルクリニック
2東京都立多摩総合医療センター救急・総合診療科
pp.389-397
発行日 2025年3月10日
Published Date 2025/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990620030389
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
在宅医療は,患者が自宅で生活しながら治療を受けられるという特性から,医療機関内での診療とは異なる視点や技術が求められます.在宅医は患者の生活環境に寄り添い,個別のニーズに応じた柔軟な対応が求められる一方で,病院勤務医は急性期の対応力や専門知識を駆使して,迅速かつ確実な治療を提供しています.両者がそれぞれの立場で築き上げたスキルや知識には,共通する部分もあれば異なる側面も存在します.本日は,在宅医と病院勤務医のそれぞれの立場から,お互いの気になるところや疑問に思っているところなどについて話し合っていきたいと思います.(中村)

Copyright © 2025, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.