マイオピニオン
直美と少子化とSNS
江川 形平
1
Gyohei EGAWA
1
1鹿児島大学皮膚科
pp.190-191
発行日 2025年3月1日
Published Date 2025/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002149730790030190
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「今後の抱負を書いてください」と原稿依頼をいただきペンをとりました.みなさんこんにちは.私は令和6年(2024年)4月に鹿児島大学皮膚科学教室に教授として赴任しました江川形平(ぎょうへい)と申します.私の父も同じ皮膚科医で江川清文(きよふみ)といいまして,イボのマニアとして一部で有名です.先日鹿児島で開催されたあるセミナーでは親子二人で講師を務めるという機会に恵まれました.「親子でセミナーができるなんて」とこれも一部の先生方がたいそう喜んでくれました.教授として着任した1年目の今年(と言いたいところですが,年が明けたので正確には昨年)にはたくさんの原稿依頼があり,「抱負を」と求められました.しかし正直なところ,人前で語れるような大層な抱負を私は持ち合わせていないのです.それでも原稿を書け,といわれれば何とかして考えをひねり出して書くのですが出来上がった文章は思いつきを書き連ねたもので抱負と呼べるような代物ではありませんでした.それでもマイオピニオンには違いありません.
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