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新体系看護学全書 経過別成人看護学3 慢性期看護 2版
筆頭著者 黒江 ゆり子 (編)
メヂカルフレンド社
電子版ISBN 978-4-8392-9268-3
電子版発売日 2024年2月22日
ページ数 368
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8392-3387-7
印刷版発行年月 2021年12月
書籍・雑誌概要
●本書では,看護の対象を「生活者」としてとらえる視点を深めながら,慢性疾患を有する人や家族が生活を営むなかで直面する問題への身体的・心理的・社会的ケア,および健康学習支援のあり方について体系的に学びます。
目次
序章 慢性期の疾患を抱える人と医療,看護のあり方
はじめに
Ⅰ 病いのクロニシティ(慢性性)とは何か
Ⅱ 慢性期にある人々への看護のあり方:「生きる方策の発見」を支援すること
第1章 慢性期にある人と家族の理解
Ⅰ 地域における生活者としての患者・家族の基本的理解
Ⅱ 慢性期にある人々の理解
A 慢性期にある人の特徴
Ⅲ 慢性期にある人と家族の理解,支援
第2章 慢性期看護の理解
Ⅰ 慢性期看護の機能・役割・場
A 医療提供体制の現状
B 慢性期にある人への外来医療における看護
C 慢性期にある人への入退院支援
Ⅱ 慢性期にある人の療養支援における多職種連携と看護の役割
A 慢性期にある人の療養生活にかかわる多職種
B 多職種連携の必要性
C 社会資源の活用
D 慢性期にある人の療養支援における看護の役割
Ⅲ 慢性期看護で用いられる理論
A 危機理論(クライシス理論)
B セルフケア理論(オレム・アンダーウッド理論)
C モースの病気体験における希望と苦悩の理論
D 変化ステージモデル
E 病みの軌跡モデル
F ライフストーリーの理論
第3章 慢性期看護の展開
Ⅰ 健康学習支援を中心とした看護の一般的展開
A 健康学習支援とは
B 健康学習支援が必要な人への情報収集と問題の特定
C 健康学習支援が必要な人と家族への看護介入
D 家族への支援
Ⅱ 急性増悪の予防と症状緩和を中心とした看護の一般的展開
A 急性増悪予防のための教育的支援―セルフモニタリング
B 急性増悪時の看護
C 急性増悪時の家族への支援
D 急性増悪要因の理解を深め,再発を予防するための支援
Ⅲ 急性増悪の予防と精神的支援を中心とした看護の一般的展開
A 心理社会的苦痛やスピリチュアルペインの特徴
B 下降期・臨死期にある人の苦痛への支援
C 家族が抱える問題と支援
D 慢性病におけるエンド・オブ・ライフケア
E アドバンス・ケア・プランニング
第4章 慢性期にある人・家族への看護
Ⅰ 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
Ⅱ 気管支喘息
Ⅲ 慢性心不全
Ⅳ 白血病
Ⅴ 潰瘍性大腸炎・クローン病
Ⅵ 脳梗塞後遺症
Ⅶ パーキンソン病
Ⅷ 慢性腎臓病
Ⅸ 2型糖尿病
Ⅹ 全身性エリテマトーデス
Ⅺ 関節リウマチ
Ⅻ 筋萎縮性側索硬化症(ALS)