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カラーイラスト図解
手軽にとれる小児神経所見
筆頭著者 小坂 仁 (編)
文光堂
電子版ISBN
電子版発売日 2021年12月20日
ページ数 96
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8306-3036-1
印刷版発行年月 2014年3月
書籍・雑誌概要
ベッドサイドで小児の神経所見をとるイメージが湧きやすいようにカラーイラストをふんだんに盛り込み,初学者が目で見て理解できる“超”入門書.単に所見のとり方を覚えられるだけでなく,その所見に異常があった場合にどんな疾患や病態が考えられるかについても言及.小児科医を目指す若手医師が最初に身につけるべき最小限の神経所見に内容を絞って編集した,神経所見のとりかたを学び始める入門書として最適のテキスト.
目次
1 問診〜病態と病変部位の推定〜
I 問診の目的
II 妊娠歴,分娩歴,家族歴,発達歴,成長歴などの既往歴
III 現病歴
IV 部位予測を行う
2 神経学的診察:①乳児
I 保護者の膝の上での診察
II 診察台での診察─①背臥位
III 診察台での診察─②座位
IV 診察台での診察─③腹臥位
V 再び保護者の膝の上での診察
3 神経学的診察:②幼児(1〜5歳)
4 神経学的診察:③学童(6歳以上)
診察手順(第2〜4章)のまとめ
5 反射の考えかたと観察
I 深部腱反射と原始反射
II 病的反射
III 原始反射
IV 姿勢反射
6 脳神経系の診察
I 視神経(第Ⅱ脳神経)の診かた
II 動眼・滑車・外転神経(第Ⅲ・Ⅳ・Ⅵ脳神経)の診かた
(眼球運動,上眼瞼挙上に関わる神経群)
III 三叉神経(第Ⅴ脳神経)の診かた
IV 顔面神経(第Ⅶ脳神経)の診かた
V 聴神経(第Ⅷ脳神経)の診かた
VI 舌咽・迷走神経(第Ⅸ・Ⅹ脳神経)の診かた
VII 副神経(第Ⅺ脳神経)の診かた
VIII 舌下神経(第Ⅻ脳神経)の診かた
7 筋トーヌスの診かた
Ⅰ 筋肉の量の評価
II 筋 力
III 筋トーヌスの診かた
8 歩行の観察〜小児の歩行異常〜
Ⅰ 痙性歩行:痙性片麻痺
II 小脳性失調歩行
III 基底核障害
IV 弛緩性麻痺:末梢神経性麻痺
Ⅴ 弛緩性麻痺:筋障害
9 脳性麻痺の診断
Ⅰ 脳性麻痺の定義
II 脳性麻痺と未熟児
III 障害部位と異常
IV 脳性麻痺の診断
Ⅴ 痙性型脳性麻痺の診断
10 痙攣性疾患とてんかんの診かた
Ⅰ 発作の観察
II てんかん発作の分類
III てんかんの疾病分類
11 意識障害の診かた
Ⅰ バイタルサインの確認と安定化
II 意識障害の程度の判定
III 眼の観察
IV 麻痺の有無の観察
Ⅴ 髄膜刺激徴候
VI 筋緊張
VII 脳ヘルニアの徴候
12 不随意運動の診かた
I 随意運動の仕組みと不随意運動
II 不随意運動を観察するポイント
III 種々の不随意運動の症状
13 頭部と皮膚所見の診かた
I 頭囲の測定法
II 大泉門
III 骨縫合部
IV 皮膚所見
付録 外来病歴用紙
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