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整形外科Knack & Pitfalls
肩関節外科の要点と盲点
筆頭著者 岩本 幸英(監) 高岸 憲二 (編)
文光堂
電子版ISBN
電子版発売日 2021年11月29日
ページ数 402
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8306-2759-0
印刷版発行年月 2008年5月
書籍・雑誌概要
本書では,一般的な解剖だけではなく,サージカル・アプローチに必要な解剖も掲載.疾患各論では,治療方針や基本的術式を「スタンダード編」,複雑な術式を「応用編」としているため,レベルに応じた読み分けができる.術式は,写真やイラストを用いて経時的に解説し,手順やコツ,気をつけるべき点が一目でわかる.日常診療で遭遇する可能性のある疾患をほぼ全て網羅しており,本書1冊で肩関節疾患の治療の全容を把握できる.
目次
I 肩関節の正常解剖・バイオメカニクス
1.肩関節の正常解剖
2.肩関節のバイオメカニクス
II 基本的診断法
1.診断の進め方
2.単純X線撮影
3.MRI撮影
4.CT撮影
5.超音波検査
6.関節・滑液包造影
7.血液・関節液検査
8.電気生理学的検査
9.関節鏡検査所見のよみかた
III 保存療法の基本
1.保存療法の適応・基本方針
2.固定法・装具・テーピングのコツ
3.薬物療法・注射療法のコツ
4.リハビリテーションのコツ
IV 手術療法の基本
1.麻酔と体位の要点
2.進入路
3.関節鏡視下手術のための解剖
4.関節鏡視下手術の基本
V 外傷
1.上腕骨近位端骨折
[スタンダード編]
[応用編]
2.肩甲骨骨折
[スタンダード編]
[応用編]
3.鎖骨骨折
[スタンダード編]
[応用編]
4.肩関節脱臼
[スタンダード編]
[応用編]
5.胸鎖関節脱臼
[スタンダード編]
[応用編]
6.肩鎖関節脱臼
[スタンダード編]
[応用編]
7.小児の肩部骨折の基本方針
VI 肩関節不安定症
[スタンダード編]
1.不安定症の分類と治療方針
2.外傷性不安定症
3.非外傷性不安定症の治療方針と保存療法
[応用編]
1.外傷性前方不安定症(Bankart損傷主体)
2.外傷性前方不安定症(capsular tear主体)
3.外傷性後方不安定症
4.非外傷性不安定症
VII 肩関節の変性および炎症性疾患
[スタンダード編]
1.五十肩の治療方針
2.石灰沈着の機序と保存療法
3.骨関節症の治療方針
4.上腕骨頭壊死の治療方針
5.関節リウマチの治療方針
[応用]
1.鏡視下拘縮除去術
2.open法および鏡視下石灰除去術
3.骨関節症
4.骨頭壊死
VIII 腱板障害
[スタンダード編]
1.インピンジメント症候群
2.腱板断裂
3.腱板疎部損傷
[応用編]
1.鏡視下縫合
2.腱板広範囲断裂
3.腱板部分断裂
IX 上方関節唇障害と上腕二頭筋長頭腱
1.上方関節唇損傷
2.上腕二頭筋長頭腱断裂
3.上腕二頭筋長頭腱脱臼
索引