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≪形成外科診療プラクティス≫
形成外科医に必要な皮膚腫瘍の診断と治療
筆頭著者 山本 有平 (編)
文光堂
電子版ISBN
電子版発売日 2022年10月3日
ページ数 320
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8306-2630-2
印刷版発行年月 2009年4月
書籍・雑誌概要
形成外科医,外科医,皮膚科医にとって,皮膚腫瘍の診療は頻度が高く,重要な分野である.待望のシリーズ第1弾は,形成外科医に必須の皮膚腫瘍の診療についてポイントを押さえた解説と豊富な症例紹介で,初心者にも理解しやすいように工夫されている.経験豊富な執筆陣からの手術のアドバイスも満載.この1冊を手もとに置き,明日からの診療に自信を持って臨むことができる.
目次
I.疾患の特徴
A.悪性腫瘍:上皮系
1.有棘細胞癌
2.ボーエン病
3.光線角化症
4.白板症
5.基底細胞癌
B.悪性腫瘍:付属器系
1.脂腺癌
2.毛器官癌
3.汗腺癌
4.乳房外パジェット病
5.メルケル細胞癌
C.悪性腫瘍:神経外胚葉系
1.メラノーマ
D.悪性腫瘍:間葉系
1.隆起性皮膚線維肉腫
2.悪性線維性組織球腫見本頁
3.脂肪肉腫
4.平滑筋肉腫
5.血管肉腫
6.カポジ肉腫
7.類上皮肉腫
E.母斑・良性腫瘍:上皮系
1.表皮母斑
2.脂漏性角化症
3.粉瘤
4.皮様嚢腫
5.稗粒腫
F.母斑・良性腫瘍:付属器系
1.脂腺母斑
2.石灰化上皮腫
3.汗管腫
G.母斑・良性腫瘍:神経堤系
1.色素性母斑
2.単純黒子
3.扁平母斑
4.太田母斑
5.蒙古斑
6.青色母斑
7.神経鞘腫
H.母斑・良性腫瘍:間葉系
1.皮膚線維腫
2.軟性線維腫
3.肥厚性瘢痕
4.ケロイド
5.脂肪腫
6.平滑筋腫
7.外骨腫
8.毛細血管拡張性肉芽腫
9.グロムス腫瘍
10.毛細血管奇形
11.静脈奇形
12.動静脈瘻・動静脈奇形
13.リンパ管奇形
14.乳児血管腫,先天性血管腫
II.診断法
A.ダーモスコピー:色素性病変の鑑別
B.画像診断:CT,MRI,PET,シンチグラフィー
C.画像診断:超音波診断,血管撮影
D.生検
E.病理組織
III.治療
A.悪性腫瘍:局所療法
1.広範囲切除
2.センチネルリンパ節生検
3.頚部郭清術
4.腋窩郭清術
5.鼡径郭清術
6.放射線療法
B.悪性腫瘍:全身療法
1.化学療法:補助的
2.化学療法:治療的
3.免疫療法
C.良性腫瘍
1.切除
2.レーザー治療
3.レーザー治療(毛細血管奇形を中心に)
4.硬化療法
IV.ケーススタディ
A.悪性腫瘍:顔面
1.頭部 局所皮弁
2.頭部 遊離皮弁
3.上眼瞼 局所皮弁
4.下眼瞼 局所皮弁 1
5.下眼瞼 局所皮弁 2
6.内眼角部 局所皮弁
7.眼瞼結膜 頚部郭清
8.鼻 局所皮弁 1
9.鼻 局所皮弁 2
10.鼻 局所皮弁 3
11.耳 局所皮弁
12.耳 遊離皮弁
13.頬 局所皮弁
14.頬 遊離皮弁
15.口唇 局所皮弁 1
16.口唇 局所皮弁 2
17.口唇 化学・放射線療法
B.悪性腫瘍:体幹
1.胸壁 局所皮弁
2.胸壁 遊離皮弁
3.腹壁 遊離皮弁
4.臍 センチネルリンパ節生検
5.外陰 局所皮弁 1
6.外陰 局所皮弁 2
C.悪性腫瘍:上肢
1.母指 局所皮弁
2.母指 遊離皮弁
3.上肢 局所皮弁
D.悪性腫瘍:下肢
1.膝 局所皮弁
2.下腿 遊離皮弁
3.足底 局所皮弁 1
4.足底 局所皮弁 2
5.足底 センチネルリンパ節生検 1
6.足底 センチネルリンパ節生検 2
索引