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小児エコーの撮影法と正常像がぜんぶわかる! 腹部・体表・心臓・頭部を完全マスター
筆頭著者 日本小児超音波研究会 (編)
金芳堂
電子版ISBN
電子版発売日 2021年5月3日
ページ数 248
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7653-1793-1
印刷版発行年月 2019年11月
書籍・雑誌概要
成人と異なり、身体が小さく成長過程にある小児では、超音波検査を行っても画像の描出がうまくいかず使いこなせないままでいる人も少なくない。本書では、「正常像にみるエコー所見」、「スクリーニングのポイント(成人との共通点や違いについて)」、「プローブ操作のポイント」、「代表的疾患」、「ひと口メモ」などを観察部位ごとにまとめ、初学者ばかりでなく中級者にとっても充実した内容となっている。
小児エコーはプローブの当て方とそのときに観察される正常像を覚えることが重要で、それが「頭の中にある正常像」となるため、本書で経験を積むと、プローブを当てるだけで身体の状態を把握できるようになるだろう。臨床症状・診察所見や検査所見にエコー所見を加味することで、さまざまな疾患の診断の方向づけに役立ててほしい。
目次
本書発刊の目的、はじめに
序章
1.超音波検査の特徴と小児科領域で普及しにくい理由
2.プローブ(探触子)の種類、基本的走査法、機器の使い方
3.小児エコースクリーニング全体で留意すべき点
1章 腹部超音波検査
1.肝臓、胆嚢、門脈
2.膵臓
3.脾臓
4.腎臓、副腎、膀胱、子宮
5.消化管
6.腹部血管
2章 体表超音波検査
1.唾液腺
2.甲状腺
3.頸部
4.胸部
5.腹部
6.鼠径部・精巣・股関節
3章 心臓超音波検査
1.胸骨傍アプローチ
2.心尖部アプローチ
3.胸骨上窩アプローチ
4.剣状突起下アプローチ
4章 頭部超音波検査
1.冠状断面
2.矢状断面