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新版 東洋医学概論

新版 東洋医学概論
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筆頭著者 公益社団法人東洋療法学校協会(編) 教科書検討小委員会 (著)

医道の日本社

電子版ISBN 978-4-7529-1443-3

電子版発売日 2024年3月6日

ページ数 330

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-7529-5173-5

印刷版発行年月 2015年4月

DOI https://doi.org/10.50834/9784752914433

書籍・雑誌概要

前版『東洋医学概論』が1993年に初版刊行されて以来の22年ぶりの改訂版です。
新版を制作するにあたり、公益社団法人東洋療法学校協会は2009年に教科書検討委員会を設置。初学者にとっての学びやすさを第一とし、臨床につなげられる内容を目指して新原稿の内容を5年間にわたり討議しました。校正段階では有識者や同協会に加盟するすべての学校に意見を求めるなど、各方面に配慮し制作しています。
本書は第1章「東洋医学の特徴」に東洋医学の歴史と背景、近年の鍼灸界の動向を記載し、初学者が全体の様相を把握できるように工夫しています。初学者は第1章での俯瞰的な理解を持って第2章「生理と病理」で各臓腑の生理と病理、精・気・血・津液との相互関係を学び、第3章「東洋医学の思想」では陰陽五行説を中心に東洋医学と自然・人間のかかわりを学習します。さらに第4章「四診」では望聞問切の具体的な診察内容と臨床意義の理解を深め、第5章「弁証論治」で東洋医学の診断・治療手段の一つとしての弁証論治と他の治療法に関する知識を高めます。古典文は原文と書き下し文を併記しました(前版は書き下し文のみ)。初学者が身につけるべき東洋医学の基本的な内容を凝縮した一冊です。

目次

第1章 東洋医学の特徴
第1節 東洋医学の沿革
第2節 人体の見方
第3節 東洋医学的治療
第4節 日本の東洋医学の現状

第2章 生理と病理
第1節 生理物質と神
第2節 蔵象
第3節 経絡
第4節 病因病機

第3章 東洋医学の思想
第1節 陰陽学説
第2節 五行学説

第4章 四診
第1節 望診
第2節 聞診
第3節 問診
第4節 切診
第5節 四診合参

第5章 弁証論治
第1節 弁証
第2節 論治
第3節 弁証論治の進め方と証の決定

主要古典の概要
古典・医書リスト

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