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雑誌
月刊薬事 2025年10月臨時増刊号(Vol.67 No.14)
じほう
電子版ISBN
電子版発売日 2025年11月6日
ページ数 304
判型 B5
印刷版ISSN 0016-5980
印刷版発行年月 2025年10月
書籍・雑誌概要
●各論×症例解説で患者背景に合わせた処方提案ができる!
緩和医療において、薬剤師はオピオイドの使用による効果と副作用のバランス調整や、患者一人ひとりの背景にあわせた薬剤選択など、専門的な判断が求められます。
本臨時増刊号では、緩和ケアが必要ながん患者、および非がん患者における各症状の原因や、患者背景を考慮した症状緩和のための治療方針、薬剤の使い方、モニタリングのポイントなどを解説します。
目次
CONTENTS
第1章 緩和ケア総論
1 がん患者における緩和医療と支持療法の違い
2 緩和ケアにおける病院薬剤師の役割(薬薬連携を中心に)
3 在宅医療と薬薬連携
第2章 がん患者の症状緩和と薬剤の使い方
1 疼痛の評価と治療目標の考え方
2 がん疼痛に対するオピオイド鎮痛薬の使い方
3 オピオイドの副作用マネジメント
4 オピオイドの増やし方・切り替え方(オピオイドタイトレーション,オピオイドスイッチング)
5 オピオイドへの依存(精神・身体)と耐性,離脱症状へのアセスメント
6 非オピオイド鎮痛薬の効果的な使い方
7 鎮静に用いる薬剤とモニタリングのポイント
8 がん患者のつらい悪心・嘔吐に立ち向かう
9 食欲不振,体重減少(がん悪液質を含む)を抑えるためのサポートとは?
10 見逃してはならない消化管閉塞への早期対応で命を守る
11 便秘による不快感と痛みを和らげる
12 下痢のつらさを和らげ,患者の生活の質を守る
13 日常生活に影響を与える倦怠感
14 呼吸困難・咳嗽の症状に早期に気づき対処する
15 がん患者の生活に影響を与える睡眠障害
16 せん妄の発症予防と治療で患者を支える
17 がん患者の気持ちのつらさ(不安・抑うつ)を軽減するための支援
18 小児緩和ケアの現状と薬剤の使い方
第3章 非がん患者の症状緩和と薬剤の使い方
1 心不全
2 慢性閉塞性肺疾患
3 腎不全
4 肝硬変
5 神経疾患
6 HIV
7 認知症
第4章 ここが知りたい! 症例ケースファイル
1 高用量オピオイド使用患者への段階的なスイッチングの提案
2 オピオイドの増量に反応しないがん疼痛への鎮痛補助薬の提案
3 難治性のがん疼痛にメサドンを導入する際のスイッチング方法
4 オキシコドン製剤使用患者へのCYP3A4を強力に阻害する薬剤併用時の介入
5 オキシコドン製剤使用患者へのCYP3A4を強力に誘導する薬剤併用時の介入
6 フェンタニルで疼痛コントロール中に胸膜炎の増悪による呼吸困難が出現した症例
7 少量のモルヒネで呼吸困難に効果がない患者へのミダゾラムの提案
8 腹腔神経叢ブロック施行後に傾眠と下痢が出現した膵がん症例
9 オピオイド導入による悪心・嘔吐に対しプロクロルペラジン投与後にアカシジアが生じた症例
10 オピオイド導入後に排尿障害を生じた症例
11 がん化学療法中のオピオイドと制吐薬により麻痺性イレウスを呈した症例
12 ベンゾジアゼピン系薬の投与中止後における離脱(退薬)症状への対応
13 ケミカルコーピングによる不適切なレスキュー薬使用患者への介入
索 引

