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≪マスト&ベスト/ミニマム≫

フィジカルアセスメントで追いつめる!

リウマチ・膠原病診療マスト&ベスト

リウマチ・膠原病診療マスト&ベスト
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≪マスト&ベスト/ミニマム≫

筆頭著者 藤田 芳郎 (監修)

中部ろうさい病院 副院長

その他の著者等 岸本暢將,滝澤直歩,清水英明

診断と治療社

電子版ISBN 978-4-7878-8110-6

電子版発売日 2023年9月20日

ページ数 636

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-7878-2572-8

印刷版発行年月 2023年7月

DOI https://doi.org/10.34433/9784787881106

書籍・雑誌概要

本書は,フィジカルアセスメントや病歴聴取をしっかり行って,関節の痛みや臓器障害から,➀リウマチ・膠原病を疑い,そして適切な検査をして,➁リウマチ・膠原病を診断することの2本柱で構成となっています.
また,リウマチ・膠原病疾患に苦手意識のある若手医師や非専門医がリウマチ・膠原病疾患の疑いのある患者を診る際に,スムーズに診断まで進められるアプローチの方法など,すぐに役立つ知識がちりばめられています.

目次

序  藤田芳郎
まえがき  滝澤直歩
まえがき  志水英明
執筆者一覧
略語一覧

1 総論
1 リウマチ・膠原病診療の考え方

2 診断編
section0:診断への近づき方
1 リウマチ・膠原病疾患へのアプローチ

section1:痛みから考える
1 関節痛・関節炎のアプローチ
2 頸の痛み
3 肩の痛み
4 肘の痛み
5 手の痛み
6 腰の痛み
7 股関節の痛み
8 膝の痛み
9 足の痛み
10 全身が痛い

section2:障害臓器から考える
1 眼病変
2 皮疹
3 肺病変
4 胸水
5 腎臓
6 尿の色・量
7 ネフローゼ症候群か腎炎症候群で腎での異常を疑うとき
8 ネフローゼ症候群か腎炎症候群以外での異常を疑うとき
9 肺高血圧症(PH)
10 心嚢水
11 中枢神経障害
12 末梢神経障害
13 消化器疾患
14 リンパ節腫脹

section3:不明熱を考える
1 不明熱の原因になりうる膠原病

section4:検査の考え方
1 自己抗体の使い方・考えかた
2 尿検査の診かた・考えかた
3 検尿の診かた―定性検査と沈渣
4 腎機能の診かた
5 画像検査の診かた
6 関節穿刺の方法・解釈
7 腎生検を行うべき病態は?

section5:診断をつけにいく
1 全身性エリテマトーデス(SLE)
2 全身性強皮症(SSc)
3 筋炎―皮膚筋炎/多発性筋炎(DM/PM),封入体筋炎(IBM),壊死性筋症(NM)
4 Sjogren症候群(SS)
5 混合性結合組織病(MCTD)
6 関節リウマチ(RA)
7 血管炎
8 大型血管炎―高安動脈炎(TA),巨細胞性動脈炎(GCA)
9 結節性多発動脈炎(PAN)
10 ANCA関連血管炎(AAV)
11 多発血管炎性肉芽腫症(GPA)と顕微鏡的多発血管炎(MPA)
12 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)
13 脊椎関節炎(SpA)
14 リウマチ性多発筋痛症(PMR)
15 IgG4関連疾患(IgG4-RD)
16 結晶性関節炎
17 成人Still病(ASD)
18 Behcet病
19 抗リン脂質抗体症候群(APS)
20 再発性多発軟骨炎(RP)
21 クリオグロブリン血症
22 化膿性関節炎
23 ウイルス性関節炎(PBV19,HBV,HCV,風疹ウイルス)
24 膠原病で起こる腎疾患

3 治療編
1 薬剤の使い方
1 ステロイドの使い方
2 非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の使い方
3 免疫抑制薬の考え方(ステロイドスペアリング)
4 薬剤性腎障害
5 腎障害時の薬剤使用―薬剤投与時のeGFRの正しい使い方
6 高血圧の診かた・降圧薬の使い方
7 慢性腎臓病(CKD)の管理

Column
 フォローアップで診断が変わったケース
 皮膚は内臓の鏡?
 Rheum-Nephrologyとは―その強み
 ステロイドを投与したら多尿になった!?
 しびれを訴える患者さんへのアプローチ
 膠原病疾患の治療薬に伴う消化管病変
 不明熱へのアプローチの変遷
 腎生検のトリビア
 抗CCP抗体とリウマトイド因子(RF)の位置づけ
 こんなときは,膠原病科と腎臓内科との間で意見が異なるかもしれない?
 病棟での非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の活躍場面
 ステロイドをなぜ減らすべきなのか?
 薬剤性腎障害の診断Q&A

索引