書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
小児科診療 Vol.87 No.10
【特集】つながる内分泌学-古典的な内分泌学から多分野への新たな展開-
診断と治療社
電子版ISBN
電子版発売日 2024年9月17日
ページ数 124
判型 B5
印刷版ISSN 0386-9806
印刷版発行年月 2024年9月
書籍・雑誌概要
【特集】つながる内分泌学-古典的な内分泌学から多分野への新たな展開-
近年の内分泌領域の進歩は著しく,実は脳や心臓,骨なども内分泌臓器として様々な臓器をつないでいることがわかってきました.さらにはオキシトシンなどホルモンが個人同士をつなぎ,社会をつくる機能をもつ可能性も示されています.
本特集では日常の小児科臨床に役立つ知識の整理にとどまらず,内分泌から広がる可能性と面白さを知っていただける特集となっています.
目次
序 文 /鹿島田健一
Ⅰ.現在から未来へつながる
あらためて考える,ホルモンとは?:内分泌学の魅力を知ろう! /長谷川行洋
大きく広がる,ホルモンの臨床 /有安大典
Ⅱ.小児から成育につながる
新しい内分泌学1 新生児内分泌学とは? /岩永甲午郎
新しい内分泌学2 AYA世代を考える /丸 光惠
新しい内分泌学3 プレコンセプションケアを考える /羅 ことい・他
Ⅲ.多臓器につながる
実は内分泌臓器だった 腎臓1(レニン) /張田 豊
実は内分泌臓器だった 腎臓2(尿細管)―腎尿細管におけるアルドステロン作用― /安達昌功
実は内分泌臓器だった 心臓(HANP BNP) /山口洋平
実は内分泌臓器だった 脂肪組織(アディポカイン) /杉本 哲・他
実は内分泌臓器だった 消化管 /川井正信
実は内分泌臓器だった 骨(FGF23 オステオカルシン) /長谷川高誠
実は内分泌臓器だった 脳1(オレキシン) /船戸弘正
実は内分泌臓器だった 脳2(オキシトシン) /菊水健史
Ⅳ.先端医療につながる
再生医療1 膵β細胞 /畑野 悠・他
再生医療2 生殖細胞 /林 克彦
核酸医薬1 アンチセンス核酸 /中山東城
核酸医薬2 RNAアプタマー薬 /木村武司
原 著
難治性川崎病におけるInfliximab投与後の追加治療の検討 /櫨木大祐・他
症例報告
サッカーによる鈍的外傷が関与したと考えられた骨膜下膿瘍を伴う急性化膿性骨髄炎の一例 /久保田悠介・他