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海から生まれた毒と薬

海から生まれた毒と薬
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筆頭著者 Anthony T. Tu (著)

その他の著者 比嘉 辰雄 著

丸善出版

電子版ISBN

電子版発売日 2019年9月2日

ページ数 144

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-621-08598-1

印刷版発行年月 2015年4月

DOI https://doi.org/10.32306/9784621085981

書籍・雑誌概要

自然界にはさまざまな毒があり、天然由来の薬がありますが、本書では、海洋生物に焦点をあてて、海産の毒、海洋生物由来の薬や、毒の研究から発展してきた薬の研究、さらに海藻由来の天然物質やDHAをはじめとする健康食品について紹介します。 フグ毒テトロドトキシン、海ヘビやイソギンチャク、クラゲなどのタンパク毒など、海洋生物の持つ毒は特異で、強力な毒が多いことがわかり、毒性学、生理学、薬理学、生化学、有機化学などさまざまな分野の科学者の関心を引いています。一方、毒と不可分の関係にある薬についても、ナマコからの水虫薬、ホヤや海綿から生まれた抗がん剤、その他の健康食品などを紹介します。

目次

1 毒のしくみと薬のしくみ
2 多くの海産毒の元は藻
3 赤潮はどうして起きるか
4 フグ毒と海蛇毒作用の比較
5 魚の刺毒
6 刺されると痛いクラゲやイソギンチャク
7 魚の腐敗とアレルギー症
8 海産毒からの薬 ーその原理
9 駆虫薬海人草と興奮毒性物質
10 ナマコからの水虫薬
11 海面由来の特異なヌクレオシドと抗ウイルス薬
12 カリブ海産ホヤからの抗がん剤
13 日本産海綿から生まれた抗がん剤
14 魚油からの抗動脈硬化症・高脂血症薬
15 海産健康食品
付録 スパイ戦や生物兵器に使われる海産毒
索引

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