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ねころんで読めるウィズコロナ時代の感染対策
筆頭著者 矢野 邦夫 (著)
浜松市感染症対策調整監 兼 浜松医療センター 感染症管理特別顧問
メディカ出版
電子版ISBN
電子版発売日 2022年2月7日
ページ数 136
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-8404-7847-2
印刷版発行年月 2022年2月
書籍・雑誌概要
【これだけ押さえる!ウィズコロナの感染対策】「正しい感染対策が知りたい、でも、難しいのは苦手。時間もない」…そんなあなたのために、感染対策の専門家が“誰でもわかる”新しい感染対策のルールを解説。新型コロナウイルス対応に2年間奔走し、「デマやうわさではない、正しい感染対策を知ってほしい」と強く願う矢野邦夫先生が、感染を正しく怖がり、ウィズコロナ時代に必要な感染対策を伝授する一冊!
目次
・はじめに
【1章】なるほど編
◆店頭からアルコールが消える
手指消毒の重要性が理解された
◆世界の日本化
咳エチケットからユニバーサル・マスキングへ
◆鼻出しマスク禁止
二重マスクの勧め
◆ユニバーサル・マスキングの功罪
病原体から逃れる副作用
◆羊質虎皮
個人防護具は適切に着脱すべきである
◆受験勉強のノウハウ
手指の高頻度接触面をターゲットとした消毒や洗浄
◆おもちゃの指輪が10万円
環境の消毒や洗浄
◆似て非なるもの
空気感染とエアロゾル感染
◆ゴルフは外見だけでは上達しない!
外見だけの感染対策から真の感染対策へ
◆油断大敵
休憩室、更衣室、食堂での感染対策
◆デマとガセ
新型コロナウイルスについての啓発が重要である
◆距離を空けると疎遠になる
社会的距離から身体的距離へ
【2章】落とし穴編
◆シャンプーとボディソープ
次亜塩素酸水とアルコールの手指消毒薬
◆砂浜に置かれた濡れた手
手指乾燥機の使用禁止
◆人は飛行機に乗って空を飛ぶ
ウイルスは飛沫や飛沫核に乗って空を飛ぶ
◆ことわざの誤解
不潔な手袋のままで商品や周囲環境に触れない
◆まったく別のことを関連させない!
換気がよくても、飛沫感染する
◆「石に灸(きゅう)」「尻が来る」
病院玄関での発熱チェック
◆野生動物の足跡と糞
PCR検査が陽性の意味
◆今日の情けは明日の仇
PCR検査が陰性の意味
【3章】知っておきたいこと編
◆「不言実行」「有言実行」
無症状感染者の感染性
◆変わり者
変異株
◆自動車教習所
ワクチンの「効力(efficacy)」と「有効性(effectiveness)」
◆スイスチーズ
ワクチンの感染予防、発症予防、重症化予防
◆防御を突破する
突き抜け感染、ブレイクスルー感染
◆小事に拘わりて大事を忘るな
mRNAワクチンが人間の遺伝子に入り込む?
◆天秤にかける
ワクチンによる心筋炎かウイルスによる心筋炎のどちらを選ぶ?
◆大相撲の土俵
ゾーニング
◆生有る者は死有り
環境での病原体の生存時間
◆新鮮な空気
換気と空気清浄機
◆出世魚
院内感染対策→医療関連感染対策→感染対策
【4章】今後の展望編
◆ブースター
新型コロナワクチンの3回目接種
◆一難去ってまた一難
ほかのウイルスの流行
◆ワクチンを接種しない権利
それは権利の主張か乱用か?
◆出口戦略とシナリオ
適切な感染対策の縮小
◆ウィズコロナのシナリオ❶
ワクチンへの期待
◆ウィズコロナのシナリオ❷
抗コロナウイルス薬への期待
◆ウィズコロナのシナリオ❸
変異株への期待
◆抗コロナウイルス薬(経口薬)の作用機序
目的のためなら手段を選ばず
・おわりに
・著者略歴