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≪こころJOB Books≫

心のケアにたずさわる人が知っておきたい精神系のくすり

心のケアにたずさわる人が知っておきたい精神系のくすり
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≪こころJOB Books≫

筆頭著者 加藤 隆弘 (編著)

九州大学大学院 医学研究院 精神病態医学 準教授

メディカ出版

電子版ISBN

電子版発売日 2022年1月17日

ページ数 192

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-8404-7592-1

印刷版発行年月 2022年1月

DOI https://doi.org/10.32284/9784840475921

書籍・雑誌概要

【臨床でよく出合う80薬剤が基礎からわかる】
精神科治療の重要な柱である薬物療法について「どうしてこの薬を投与するの?」といった基礎から解説。精神療法やカウンセリングと組み合わせることでどういった効果が考えられるかも紹介する。病院で働くスタッフだけでなく、心理的なケアにかかわるすべての人に必携の書。

目次

・【序文】薬剤について知ることはなぜ必要?
・執筆者一覧

◆第1章 精神系のくすりの役割を知ろう!
■1 「精神系のくすり」とは
■2 代表的な精神疾患
■3 処方モデルの発展
【コラム】ニューロン以外の脳細胞:グリア


◆第2章 くすりの処方行動における心の交流
■1 服薬コンプライアンス、アドヒアランス
■2 多剤併用における無意識の罠
■3 新型/現代型うつ、社会的ひきこもり
■4 薬がつなぐ脳の世界と心の世界


◆第3章 よく処方される精神系のくすりについて知ろう!
■1 抗精神病薬
〈第一世代抗精神病薬:フェノチアジン系〉
①クロルプロマジン塩酸塩
②レボメプロマジンマレイン酸塩
〈第一世代抗精神病薬:ブチロフェノン系〉
③ハロペリドール
〈第一世代抗精神病薬:ベンザミド系〉
④スルピリド
〈チエピン系抗精神病薬〉
⑤ゾテピン
〈第二世代抗精神病薬:SDA〉
⑥リスペリドン
⑦パリペリドン
⑧ブロナンセリン
⑨ペロスピロン塩酸塩水和物
⑩ルラシドン塩酸塩
〈第二世代抗精神病薬:MARTA>
⑪オランザピン
⑫クエチアピンフマル酸塩
⑬アセナピンマレイン酸塩
⑭クロザピン
〈第二世代抗精神病薬:DPA>
⑮アリピプラゾール
〈第二世代抗精神病薬:SDAM>
⑯ブレクスピプラゾール
【コラム】
修正型電気けいれん療法(mECT;modified electroconvulsive therapy)
精神科の入院形態
CP換算(クロルプロマジン換算)
鎮静と過鎮静
ゼプリオン(R)とブルーレター
せん妄に使える薬剤
CPMS
<臨床現場をイメージしよう!症例紹介>
▶レボトミン(R)の鎮静作用が効果的だったうつ病の女性
▶急性興奮で入院となった40歳代男性
▶不適応感から身体症状が出現した女性
▶激しい躁状態を呈していた60歳代男性
▶リスペリドン頓用使用が奏効した30歳代男性
▶骨折で入院中の70歳代後半の男性
▶統合失調症に罹患している30歳代男性
▶被毒妄想により拒薬が続く統合失調症の50歳代女性
▶双極性障害うつ病相の男性
▶入院加療を要した統合失調症の30歳代男性
▶初発統合失調症の20歳代女性
▶双極性感情障害Ⅰ型の60歳代男性

■2 抗うつ薬
〈三環系抗うつ薬>
①アミトリプチリン塩酸塩
②クロミプラミン塩酸塩
③アモキサピン
〈SSRI〉
④パロキセチン塩酸塩水和物
⑤セルトラリン塩酸塩
⑥エスシタロプラムシュウ酸塩
⑦フルボキサミンマレイン酸塩
〈SNRI〉
⑧ミルナシプラン塩酸塩
⑨デュロキセチン塩酸塩
⑩ベンラファキシン塩酸塩
〈NaSSA〉
⑪ミルタザピン
〈その他の抗うつ薬:四環系抗うつ薬〉
⑫トラゾドン塩酸塩
〈その他の抗うつ薬:セロトニン再取込み阻害薬・セロトニン受容体調節薬〉
⑬ボルチオキセチン臭化水素酸塩
【コラム】セロトニン症候群
<臨床現場をイメージしよう!症例紹介>
▶痛みとうつをかかえる40歳代女性
▶認知症との鑑別を要したうつ

■3 気分安定薬
①炭酸リチウム
②バルプロ酸ナトリウム
③カルバマゼピン
④ラモトリギン
【コラム】バルプロ酸がなぜ処方されるのか
<臨床現場をイメージしよう!症例紹介>
▶双極性障害を発症した40歳代男性
▶双極性障害の50歳代男性
▶バルプロ酸により心理的介入がしやすくなった一例
▶精神病性亜昏迷と思われた60歳代女性
▶双極性障害の抑うつエピソードを繰り返す30歳代女性

■4 精神刺激薬
①メチルフェニデート塩酸塩
②モダフィニル
③アトモキセチン塩酸塩
④グアンファシン塩酸塩

■5 抗不安薬、睡眠薬
〈抗不安薬〉
①アルプラゾラム
②ロラゼパム
③ロフラゼプ酸エチル
④タンドスピロンクエン酸塩
〈睡眠薬:非ベンゾジアゼピン系睡眠薬〉
⑤エスゾピクロン
⑥ゾルピデム酒石酸塩
〈睡眠薬:メラトニン受容体作動薬〉
⑦ラメルテオン
〈睡眠薬:オレキシン受容体拮抗薬〉
⑧スボレキサント
⑨レンボレキサント
〈睡眠薬:ベンゾジアゼピン系睡眠薬〉
⑩トリアゾラム
⑪ブロチゾラム
⑫フルニトラゼパム
【コラム】
ベンゾジアゼピン系薬剤の弊害と有益性
メラトニンそのものを増やせばよい?
ハルシオン(R)の規制
<臨床現場をイメージしよう!症例紹介>
▶不安を背景に多彩な不調をきたした30歳代女性

■6 抗認知症薬
①ドネペジル塩酸塩
②ガランタミン臭化水素酸塩
③リバスチグミン
④メマンチン塩酸塩
【コラム】
認知症と運転
認知症での薬の管理はどうする?
認知症の薬はいつから?いつまで?
認知症のBPSD(行動心理症状)への対応
新しい認知症治療薬

■7 漢方薬
①抑肝散
②加味逍遙散
③半夏厚朴湯
<臨床現場をイメージしよう!症例紹介>
▶漢方薬が著効した80歳代男性

■8 アルコール使用障害治療薬
①シアナミド
②ジスルフィラム
③アカンプロサートカルシウム
④ナルメフェン塩酸塩水和物
【コラム】違法薬物・オピオイドなどの精神作用物質

■9 抗てんかん薬
①フェノバルビタール
②フェニトイン
③カルバマゼピン
④バルプロ酸ナトリウム
⑤ラモトリギン
⑥レベチラセタム
⑦ペランパネル水和物
⑧ラコサミド
⑨ジアゼパム注射液
⑩クロナゼパム
⑪ガバペンチン/ガバペンチン エナカルビル
【コラム】
てんかん重積状態
てんかんと運転
発作時の対応


◆第4章 精神系のくすりと併用されやすいくすりを知ろう!
■1 抗パーキンソン病薬
①ビペリデン塩酸塩
②トリヘキシフェニジル塩酸塩
③プロメタジン塩酸塩

■2 むずむず脚症候群治療薬
①プラミペキソール塩酸塩水和物
②プレガバリン

■3 制吐剤、便秘薬、胃薬
〈制吐剤〉
①ドンペリドン
〈便秘薬〉
②酸化マグネシウム
③ルビプロストン
④エロビキシバット水和物
〈胃薬〉
⑤レバミピド
⑥テプレノン


〔お役立ち 薬剤リスト〕
●抗精神病薬
●抗うつ薬
●抗不安薬・睡眠薬
●抗てんかん薬

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