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実践! 小児・周産期医療現場の災害対策テキスト
筆頭著者 岬 美穂 (監修)
独立行政法人国立病院機構本部DMAT事務局、半蔵門のびすここどもクリニック院長
その他の著者等 東京女子医科大学母子総合医療センター 新生児医学科教授 和田 雅樹 監修北里大学医学部産科学主任教授、北里大学病院周産母子成育医療センター長 海野 信也 監修
メディカ出版
電子版ISBN
電子版発売日 2021年10月11日
ページ数 320
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8404-7574-7
印刷版発行年月 2021年9月
書籍・雑誌概要
【経験者からの生きた教訓がここに!】
「DMATとは?」「EMIS、PEACEとは?」など、災害医療でまず知っておくべき基本知識から、産科病棟・新生児病棟などでの実際の対応、平時の備えまで学べる1冊。各項目の冒頭にあるチェックリストで大事なポイントを整理でき、箇条書きの解説でサクッと理解!
目次
・はじめに
・執筆者一覧
・資料のダウンロード方法
■1章 まず日本の災害医療体制を押さえる
●1 総論:日本の災害医療体制
●2 災害拠点病院とは? DMATの役割とは?
●3 災害医療コーディネーターとは?
●4 その他の医療支援チーム
●5 (DPAT、DHEAT、日赤救護班、災害支援ナース など)の役割
●6 災害時小児周産期リエゾンとは?
●7 医療搬送のポイント
●8 EMIS(広域災害救急医療情報システム)の活用
●9 PEACE(日本産科婦人科学会大規模災害対策情報システム)の活用
●10 〔行政の役割〕 都道府県(救助実施市を含む)
●11 〔行政の役割〕 市町村
●12 〔行政の役割〕 保健所
■2章 災害急性期に必要な対応
●1 CSCATTTの重要性
●2 〔院内での初動(CSCATTTに基づいて)〕
産科病棟ではこう動く! アクションカードつき
●3 〔院内での初動(CSCATTTに基づいて)〕
新生児科病棟(NICU/GCU/病児室)ではこう動く! アクションカードつき
●4 〔院内での初動(CSCATTTに基づいて)〕
小児科病棟ではこう動く! アクションカードつき
●5 〔院内での初動(CSCATTTに基づいて)〕
社会福祉施設(小児関係)ではこう動く! アクションカードつき
●6 院内災害対策本部との連携
●7 小児・周産期領域における搬送(調整、準備)のポイント
●8 病院避難、施設避難の注意点
●9 小児・周産期医療施設における必要な物資の確保
●10 医療的ケア児の支援
●11 新興感染症に対する子どもの対応
●12 新興感染症に対する妊婦の対応
●13 特殊災害とCBRNE災害
●14 医療救護所での子どもの対応
●15 医療救護所での妊婦の対応
●16 災害時における子どもの安全管理・保護
■3章 災害亜急性期に必要な対応
●1 亜急性期の保健医療体制
●2 感染症対策(避難所での感染症対策など)
●3 妊産婦への必要な支援
●4 退院後の新生児、褥婦に必要な支援
●5 育児支援(母乳育児支援、子育て支援、健診や予防接種促進など)
●6 妊産婦・乳幼児向け福祉避難所の必要性、設置する際に配慮すべき点
●7 子どもの心のケア
●8 児童虐待、ドメスティック・バイオレンス(DV)への対応
●9 子どもの健康被害の予防
●10 復旧、復興に向けた地域の医療機関のネットワーク作り
●11 急性期に搬送を行った症例のバックトランスファー
■4章 平時からの備え
●1 〔小児・周産期医療に関わる医療施設の災害対策〕
産科病棟では?
●2 〔小児・周産期医療に関わる医療施設の災害対策〕
小児科病棟では?
●3 〔小児・周産期医療に関わる医療施設の災害対策〕
NICUでは?
●4 〔小児・周産期医療に関わる医療施設の災害対策〕
PICUでは?
●5 〔小児・周産期医療に関わる医療施設の災害対策〕
産科クリニックでは?
●6 〔小児・周産期医療に関わる医療施設の災害対策〕
助産所では?
●7 〔小児・周産期医療に関わる医療施設の災害対策〕
小児科クリニックでは?
●8 〔小児・周産期医療に関わる医療施設の災害対策〕
社会福祉施設(小児関係)では?
●9 〔小児・周産期医療に関わる医療施設の災害対策〕
小児訪問看護ステーションでは?
●10 保育所での災害対策
●11 災害対策に関する一般の方々への啓発、学習の場づくり、必要な患者教育
●12 病院における災害訓練の組み立て方
●13 災害時に子どもを守る国際基準
【5章 過去の災害事例から学ぶ】
●1 熊本地震
●2 西日本豪雨災害
●3 大阪府北部地震
●4 北海道胆振東部地震
●5 令和元年台風災害
・索引