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筆頭著者 青木 正人 (編)
株式会社ウエルビー代表取締役
メディカ出版
電子版ISBN
電子版発売日 2019年12月16日
ページ数 144
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8404-6845-9
印刷版発行年月 2019年11月
書籍・雑誌概要
【医療介護事業の発展に必要なものとは】
高齢化のピークである2042年に向けて人口減少は進み、医療と介護のイノベーションは必須だ。限られたマンパワーをどう活用するのか。ICTやAIはどう使いこなせばよいのか。ヘルスケア産業の生産性はどう高めるのか。識者の考察と先駆者の実践から探る。
目次
・はじめに 地域包括ケア時代の事業所マネジメント
青木正人──株式会社ウエルビー代表取締役
【第1部──座談会 2040年まで持続可能な事業運営のために】
鈴木邦彦──一般社団法人日本医療法人協会副会長
西川和見──経済産業省ヘルスケア産業課長
馬袋秀男──一般社団法人「民間事業者の質を高める」全国介護事業者協議会顧問
吉田俊之──株式会社NTTデータ経営研究所戦略企画センター長
司会・進行 青木正人──株式会社ウエルビー代表取締役
◆Part (1) なぜいま生産性向上なのか
・2040年を見据えて今こそ問われる医療・介護の生産性
◆Part (2) 技術革新の先にあるもの
・ICT・AI導入で変わる介護の現場 問題は導入コスト
◆Part (3) 行政と民間の役割と意義
・医療と介護に必要なイノベーションとデータヘルス改革
◆Part (4) 世界のヘルスケア事情
・世界が注目する日本が誇るべき医療・介護制度
◆Part (5) 2040年の医療・介護のあるべき姿
・技術革新の波はまず地方都市からやってくる
【第2部──総論 生産性とマネジメントの先にあるもの】
◆事業を持続するために
・2040年の医療介護は地域包括ケアシステム経営が必須となる
小山秀夫──兵庫県立大学名誉教授・特任教授
◆健康にかかる費用は投資である
・国民が行動変容して取り組む新しい健康づくり
藤岡雅美──厚生労働省健康局
◆医療・介護の生産性を問う
・“生産性を上げろ”と言われてもね──現場の戸惑い
権丈善一──慶應義塾大学商学部教授
【第3部──マネジメントから見る医療・介護の未来】
◆革新と生産性向上の先にあるもの
・地域格差が大きくなる2040年の介護
齊木 大──株式会社日本総合研究所創発戦略センター シニアスペシャリスト
◆介護現場の組織マネジメント
・進化し続けるチームや組織を作る方法を教えます
中土井 僚──オーセンティックワークス株式会社代表取締役
◆2040年の医療マネジメント
・医療のICT化は質の向上やACPに寄与できる
遠矢純一郎──医療法人社団プラタナス桜新町アーバンクリニック院長
◆在宅介護のイノベーション
・ICT・IoT・MaaSがもたらす2040年のヘルスケア
香取 幹──株式会社やさしい手代表取締役
◆2040年の在宅看護を展望する
・訪問看護St.の生産性を高めて地域に貢献する
藤野泰平──株式会社デザインケア代表取締役
◆新しい介護のかたち
・未来都市おおむたはパーソンセンタード・シティを目指す
梅本政隆──大牟田市保健福祉部健康福祉推進室福祉課主査
◆地域包括ケアを支える看護マネジメント
・訪問看護事業所の開設や経営・運営のための基礎知識
今村知明──奈良県立医科大学教授
長野典子──奈良県立医科大学公衆衛生学講座
【第4部──生産性向上に資する革新的現場レポート】
◆通所介護の生産性はこうして上がった
・インカムの導入と業務改善で人材を増やさず人手不足を解消
ツクイ町田南成瀬──東京都町田市
◆社会福祉法人のイノベーション
・先端技術の導入とオペレーションの検証による業務効率化
社会福祉法人善光会──東京都大田区
◆スマホ・インカム・睡眠センサーの導入
・業務効率化の先にある目標を全員が共有し現場も変わる努力を
SOMPOケア ラヴィーレ弥生台──横浜市泉区
◆地域での信頼厚い退職公務員の雇用
・元警察官・元自衛官を医療・介護の現場の周辺業務で生かす
医療法人生愛会グループ──福島県福島市