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ステップアップ新生児呼吸管理

ステップアップ新生児呼吸管理
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筆頭著者 長 和俊 (編著)

北海道大学病院 周産母子センター診療教授

メディカ出版

電子版ISBN

電子版発売日 2024年8月12日

ページ数 404

判型 B5判

印刷版ISBN 978-4-8404-6165-8

印刷版発行年月 2017年5月

DOI https://doi.org/10.32284/9784840461658

書籍・雑誌概要

【新生児に関わるすべての医療者の必携書】呼吸器症状、検査やモニタリング、換気モードや病態に応じた人工呼吸器の選択、トラブル・合併症対策、呼吸管理に必要な手技、薬物療法など、新生児の呼吸管理に必須の知識を131のQ&Aで解説。「違いが分かる」から「説明できる」へ、理解度が飛躍的にアップ!

目次

・刊行にあたって
・キーワード索引
・執筆者一覧
【第1章 新生児の呼吸器症状と検査・モニタリング】
(1)呼吸器症状
◆Q 1 無呼吸発作が見られる時には何が起こっていますか?
◆Q 2 努力呼吸が見られる時には何が起こっていますか?
◆Q 3 喘鳴が聴取される時には何が起こっていますか?
◆Q 4 中心性チアノーゼと末梢性チアノーゼとを区別するのはなぜですか?
◆Q 5 気道分泌物の量や性状を記録するのはなぜですか?
(2)検査とモニタリング
◆Q 6 SMTがstrongならRDSにはなりませんか?
◆Q 7 使用するモニタはどのように決めますか?
◆Q 8 心電図モニタで呼吸数が分かるのはなぜですか?
◆Q 9 ABEとSBEはどう違うのですか?
◆Q 10 血液ガス検査の検体はどこから採血したらよいですか?
◆Q 11 PaO2とSaO2はどう違うのですか?
◆Q 12 SpO2とSaO2はどう違うのですか?
◆Q 13 tcPO2とPaO2はどう違うのですか?
◆Q 14 tcPO2とSpO2のどちらを使えばよいですか?
◆Q 15 EtCO2モニタのメインストリームとサイドストリームはどう違うのですか?
◆Q 16 EtCO2モニタの波形から何が分かりますか?
◆Q 17 tcPCO2モニタとEtCO2モニタのどちらを使えばよいですか?
◆Q 18 グラフィックモニタのどの数値を記録すればよいですか?
◆Q 19 グラフィックモニタの時間波形から何が分かりますか?
◆Q 20 グラフィックモニタのPVループから何が分かりますか?
◆Q 21 トレンドグラムとヒストグラムはどう違うのですか?
【第2章 新生児の呼吸管理法】
(1)呼吸管理の必修知識
◆Q 22 CO2の許容範囲はどの程度ですか?
◆Q 23 FIO2は何を目安に決定したらよいですか?
◆Q 24 吸気時間はどのように決定したらよいですか?
◆Q 25 換気回数はどのように決定したらよいですか?
◆Q 26 定常流とrise timeのどちらを使用したらよいですか?
◆Q 27 一回換気量はどのように測定しているのですか?
◆Q 28 気管チューブからのリークは定量できますか?
◆Q 29 ファイティングがあるとなぜいけないのですか?
(2)酸素投与
◆Q 30 酸素投与が必要なことをどのように判断したらよいですか?
◆Q 31 酸素投与量と中止時期はどのように決めたらよいですか?
◆Q 32 酸素投与方法はどのように選択しますか?
(3)CPAPとDPAP
◆Q 33 CPAPとDPAPはどう違うのですか?
◆Q 34 DPAPとSiPAPはどう違うのですか?
◆Q 35 SiPAPとIMVはどう違うのですか?
◆Q 36 CPAP専用機にはどのようなものがありますか?
◆Q 37 nasal CPAPができる人工呼吸器にはどのようなものがありますか?
◆Q 38 DPAPはどのような場合に使うのがよいですか?
◆Q 39 DPAPからの離脱はどのようにすればよいですか?
(4)HFNC
◆Q 40 HFNCとCPAPはどのように違うのですか?
◆Q 41 HFNCはどのような場合に使うのがよいですか?
◆Q 42 HFNCからの離脱はどのようにすればよいですか?
(5)IMVとSIMV
◆Q 43 IMVとSIMVはどう違うのですか?
◆Q 44 SIMVのトリガー感度はどのように決めたらよいですか?
◆Q 45 PaCO2を下げるには呼吸回数と換気量のどちらを上げればよいですか?
◆Q 46 PaO2を上げるにはFIO2を上げるしかありませんか?
(6)PTV
◆Q 47 SIMVとA/Cはどう違うのですか?
◆Q 48 A/CとPSVはどう違うのですか?
◆Q 49 PSVとPAVはどう違うのですか?
◆Q 50 VTVと従量換気はどう違うのですか?
◆Q 51 VGとMMVはどう違うのですか?
(7)HFOV
◆Q 52 HFOVでどうして換気できるのですか?
◆Q 53 HFOVはどのような場合に使うのがよいですか?
◆Q 54 どの機種を用いてHFOVを行うのがよいですか?
◆Q 55 HFOV使用中はどのように聴診するのですか?
◆Q 56 SVとAmpはどこが違うのですか?
◆Q 57 HFOVの振動数が機種によって違うのはなぜですか?
◆Q 58 HFOVのMAPはどのように決めたらよいですか?
◆Q 59 HFOVのSVはどのように決めたらよいですか?
◆Q 60 HFOV-VGのVTHfはどのように決めたらよいですか?
(8)匠の呼吸管理
◆Q 61 NAVAはどのような場合に使うのがよいですか?
◆Q 62 NAVAレベルはどのように決めたらよいですか?
◆Q 63 APRVはどのような場合に使うのがよいですか?
◆Q 64 人工換気中の深呼吸にはどのような意味がありますか?
(9)加温・加湿
◆Q 65 人工呼吸器の吸気温度が保育器内の温度より高いのはなぜですか?
◆Q 66 絶対湿度と相対湿度はどう違うのですか?
◆Q 67 呼吸器の温度プローブは保育器の内と外のどちらに置いたらよいですか?
◆Q 68 どの加温加湿器を購入したらよいですか?
(10)人工呼吸器からの離脱
◆Q 69 どうなったらウィーニングを開始できますか?
◆Q 70 どうなったらウィーニングを中止すべきですか?
◆Q 71 抜管できるかどうかはどうしたら分かりますか?
◆Q 72 HFOVから直接抜管できますか?
(11)気管切開
◆Q 73 どの時点で気管切開を決断したらよいですか?
◆Q 74 どの気管切開カニューラを使えばよいですか?
◆Q 75 気管切開カニューラの入れ換えは何日ごとに行えばよいですか?
◆Q 76 どの人工鼻を使えばよいですか?
(12)在宅酸素療法
◆Q 77 どの時点で在宅酸素療法開始を決定したらよいですか?
◆Q 78 在宅酸素療法にはどの機種を使用したらよいですか?
(13)在宅人工換気療法
◆Q 79 どの時点で在宅人工換気への移行を決定したらよいですか?
◆Q 80 パッシブ回路とアクティブ回路はどう違いますか?
◆Q 81 気管切開していないと在宅人工換気はできませんか?
【第3章 新生児呼吸管理における薬物療法】
(1)サーファクタント補充療法
◆Q 82 サーファクタント補充療法はどのように決定しますか?
◆Q 83 INSUREはどのような場合に行うのがよいですか?
◆Q 84 サーファクテン(R)は5分割して投与しなくてはいけませんか?
◆Q 85 人工肺サーファクタントを投与するためには気管挿管が必要ですか?
◆Q 86 RDS以外にサーファクテン(R)を投与することがありますか?
(2)呼吸賦活薬
◆Q 87 レスピア(R)は高用量から開始してもよいですか?
◆Q 88 ドプラム(R)はどのような場合に使うのがよいですか?
◆Q 89 ドプラム(R)を使うのと再挿管するのとどちらがよいですか?
(3)NO吸入療法
◆Q 90 PPHNの治療にはNOとフローラン(R)のどちらを使えばよいですか?
◆Q 91 NO投与中は何に注意すればよいですか?
◆Q 92 NOは呼吸器回路のどこに投与すればよいですか?
(4)ステロイド療法
◆Q 93 CLDの治療にはどのステロイド剤を使えばよいですか?
◆Q 94 CLDの治療にステロイド剤を使用する際は静脈注射ですか?
◆Q 95 デカドロン(R)は使ってはいけない薬剤ですか?
(5)利尿薬
◆Q 96 水分制限と利尿薬投与のどちらがよいですか?
(6)呼吸管理中の鎮静
◆Q 97 鎮静したら抜管しにくくなりませんか?
◆Q 98 新生児の鎮静にはどの薬剤を使えばよいですか?
【第4章 新生児呼吸管理における手技】
(1)マスク&バッグ
◆Q 99 新生児のマスク&バッグは成人と同じですか?
◆Q 100 新生児のマスク&バッグにはどの器材を使えばよいですか?
◆Q 101 マスク&バッグせずに挿管した方がよいことがありますか?
(2)気管挿管
◆Q 102 新生児の気管挿管にはスタイレットは使いませんか?
◆Q 103 気管挿管が成功したことはどうしたら分かりますか?
◆Q 104 気管チューブの深さはどのように決めますか?
(3)気管吸引
◆Q 105 開放式気管吸引と閉鎖式気管吸引のどちらがよいですか?
◆Q 106 開放式気管吸引のチューブは何回使用できますか?
◆Q 107 閉鎖式気管吸引の回路は何日使用できますか?
◆Q 108 気管吸引は何時間ごとに行えばよいですか?
(4)CPAP・DPAPの固定
◆Q 109 CPAPとDPAPでは固定方法が違いますか?
◆Q 110 DPAPにはプロングとマスクのどちらを使えばよいですか?
◆Q 111 DPAPの際に鼻への負担を軽減する方法はありますか?
(5)気管チューブの固定
◆Q 112 皮膚にやさしいテープは剥がれやすくないですか?
(6)呼吸理学療法
◆Q 113 呼吸理学療法は新生児にも安全に行えますか?
◆Q 114 排痰を促すにはどちら側を上にしたらよいですか?
【第5章 新生児呼吸管理におけるトラブル・合併症】
(1)人工換気中のトラブル
◆Q 115 気道閉塞と計画外抜管はどうしたら区別できますか?
◆Q 116 計画外抜管を減らす方法はありますか?
◆Q 117 気道内圧上限アラームが鳴ったらどうすればよいですか?
◆Q 118 分時換気量下限アラームが鳴ったらどうすればよいですか?
◆Q 119 供給ガス圧低下アラームが鳴ったらどうすればよいですか?
◆Q 120 加温加湿器のアラームが鳴ったらどうすればよいですか?
◆Q 121 呼気回路が曇らなくなったらどうすればよいですか?
(2)人工換気の合併症
◆Q 122 人工換気を開始したら血圧を測定するのはなぜですか?
◆Q 123 緊張性気胸を診断するにはエックス線写真が必要ですか?
◆Q 124 気胸と気縦隔はどのように見分けるのですか?
◆Q 125 圧損傷と容量損傷はどう違うのですか?
◆Q 126 気道内圧が低いほど肺損傷が少なくなりますか?
◆Q 127 抜管後の閉塞性無呼吸にはどう対応したらよいですか?
◆Q 128 気管・気管支軟化症は予防できますか?
◆Q 129 気管・気管支軟化症は治療できますか?
【第6章 新生児用/ 在宅用人工呼吸器徹底比較】
(1)新生児用人工呼吸器徹底比較
◆Q 130 どの人工呼吸器を準備したらよいですか?
(2)在宅用人工呼吸器徹底比較
◆Q 131 在宅人工換気にはどの人工呼吸器を準備したらよいですか?
【付 表(1)】
◆新生児用人工呼吸器徹底比較
◆在宅用人工呼吸器徹底比較
【付 表(2)】
◆新生児呼吸管理略語199
・索引
・「新生児呼吸器疾患画像クイズ」回答
・編者紹介