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≪メディカのセミナー濃縮ライブシリーズ≫
Dr.正井の なぜなに?がガツンとわかる補助循環
筆頭著者 正井 崇史 (著)
桜橋渡辺病院副院長・大阪大学医学部臨床教授
メディカ出版
電子版ISBN
電子版発売日 2019年4月22日
ページ数 244
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-8404-5457-5
印刷版発行年月 2015年10月
書籍・雑誌概要
【大人気セミナーを本でも楽しめる!】
メディカ出版の人気看護セミナー1日分のエッセンスを、話し言葉そのままに読みやすく再現! IABPやPCPSなど、補助循環のしくみ・効果・装着の実際・合併症・患者管理について、根拠から解説しているからアタマに残る。補助循環に関わる全ナース・研修医必読の一冊。
目次
【講義を始める前に】
【1時間目 補助循環ってなに?】
◆心不全治療の最終手段として活用される補助循環
◆日本では3種類の補助循環が実施されている
【2時間目 IABPの原理と効果とは?】
◆IABPとは?
◆IABPの2大効果
◆収縮期と拡張期の境目を示すダイクロティック・ノッチ
◆ダイアストリック・オーグメンテーションの効果
◆シストリック・アンローディングの効果
◆駆動装置のモニターをチェックしよう!
◆波形の変化を読み取ろう!
◆IABPの臨床での効果は?
◆10~20%の心拍出量増加でLOSは脱却できる!
◆IABPの駆動原理を見てみよう!
◆IABPの適応~内科的適応~
◆IABPの適応~外科的適応~
◆IABPの適応基準
◆IABPの禁忌
【3時間目 IABP挿入の実際!】
◆IABPを準備しよう(1)―物品の準備
◆IABPを準備しよう(2)―患者側の準備
◆IABPの挿入介助(1)―心電図は2種類の入力方法を使い分ける
◆IABPの挿入介助(2)―カテーテルの固定にはIABP末端部分の固定が重要
◆バルーンの適切な位置の目安は、大動脈弓部の少し下
【4時間目 IABPの合併症と患者管理を考えよう】
◆IABPの合併症
◆覚えておきたい合併症(1):バルーンの穿孔(ラプチャー)
◆IABP駆動中の患者管理
◆覚えておきたい合併症(2):下肢虚血
◆下肢虚血の予防
◆下肢虚血の対策
◆バルーンの穿孔を早期に発見する!
◆その他の合併症と対策
◆バルーン収縮のタイミングを理解しよう
◆操作パネルを理解しよう
◆アラーム情報を理解しよう
◆ウィーニング時の観察
◆IABPの抜去
【5時間目 PCPSの原理と効果とは?】
◆V-Aバイパスと人工心肺について知っておこう
◆PCPSとは?
◆PCPSの構成を理解しよう
◆PCPSの特徴とは?
◆PCPSの適応
◆PCPSの禁忌
◆PCPSの問題点(1):心臓への負荷を軽減できない
◆PCPSの問題点(2):サイトカインが引き起こす合併症
◆PCPSの問題点(3):血液損傷が引き起こす合併症
◆心臓手術とPCPSは時間との戦い
◆PCPSのその他の問題点
◆PCPSの実績
◆装着期間と離脱成否の関連性
【6時間目 PCPS装着の実際!】
◆PCPSの準備(1):装置の準備
◆PCPSの準備(2):患者側の準備
◆PCPSの挿入介助
◆PCPSの交換
【7時間目 PCPSの合併症と患者管理を考えよう】
◆PCPS中の観察ポイント
◆循環管理の目標
◆PCPS中の抗凝固療法
◆PCPS中の患者管理(1):遠心ポンプの管理
◆PCPS中の患者管理(2):人工肺の管理
◆PCPS中の患者管理(3):適切な流量が得られないとき
◆PCPS中の患者管理(4):PCPS中の肺水腫
◆PCPS中の看護
◆合併症(1):出血
◆合併症(2):下肢虚血
◆合併症(3):血栓
◆合併症(4):その他の合併症
◆PCPSのアラーム情報を理解しよう
◆PCPSからの離脱を理解しよう
【8時間目 LVADもおさえておこう】
◆左室補助人工心臓(LVAD)とは?
◆末期心筋症の治療戦略
◆心筋再生治療の現状と人工心臓の課題
・引用・参考文献
・索引
・著者略歴