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まるごと図解 ケアに活かせる薬のしくみと使い方

まるごと図解 ケアに活かせる薬のしくみと使い方
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筆頭著者 藤村 一軌 (著)

照林社

電子版ISBN

電子版発売日 2024年7月31日

ページ数 128

判型 AB

印刷版ISBN 978-4-7965-2621-0

印刷版発行年月 2024年7月

DOI https://doi.org/10.32249/9784796526210

書籍・雑誌概要

薬のこと、正しく理解できていますか?
薬剤師が看護師にために書いた、どこから読んでも面白いほどよくわかる薬の本

楽しく読めて臨床力がアップする、大好評「まるごと図解シリーズ」に“薬”が仲間入りしました。

看護師は毎日必ず薬にかかわります。
すべてのインシデントで一番多いのは「薬剤関連」。
薬は患者さんの体に直接入るものであり、「間違って投与してしまった」ではすまされません。
医師の指示に従えばOK、薬剤師に聞けばOKではなく、
看護師も正しい知識をもち、安全でよりよい薬物治療を実施することが求められています。

本書は「薬は苦手、嫌い」と感じているみなさんに、できるだけ楽しく簡単に理解してもらえるよう、図解を中心に、現場目線で解説しました。
前半は薬に関する基本的事項を、後半では薬効分類別に具体的な特徴などをまとめています。
臨床ですぐ活かせる知識がいっぱいです。

目次

<目次>
薬の基礎知識 ~まずはここから~
CHAPTER1 薬の一生
1 薬物動態の4つの要素
2 吸収
3 分布
4 代謝
5 排泄

CHAPTER2 薬の投与経路
1 さまざまな剤形
2 全身投与と局所投与
3 経口投与
4 直腸内投与
5 経皮投与
6 静脈内投与(急速静注)
7 静脈内投与(点滴静注)
8 静脈内投与(持続静注)
9 筋肉内投与(筋肉内注射)
10 皮下投与(皮下注射)
11 点眼
まとめ 投与経路別の血中濃度の推移

CHAPTER 3 薬が作用するしくみ
1 一般的な薬の動き
2 細胞膜の構造
3 薬のターゲット
4 受容体(レセプター)
5 イオンチャネル
6 トランスポーター
7 酵素

CHAPTETR4 薬物相互作用
1 薬物相互作用の全体像
2 吸収過程における.薬物動態学的相互作用
3 分布過程における薬物動態学的相互作用
4 代謝過程における.薬物動態学的相互作用
5 排泄過程における薬物動態学的相互作用
6 薬力学的相互作用

CHAPTER5 副作用
1 有益な薬とは
2 薬物用量の概念
3 副作用とは
4 薬物誘発性アレルギー反応
5 腎毒性(薬剤性腎障害)

CHAPTER6 薬物血中濃度モニタリング(TDM)
1 TDM の対象
2 薬物血中濃度の評価
3 TDM の対象となる主な薬
4 採血時間は重要
5 薬ごとの採血タイミング

CHAPTER7 スペシャルポピュレーションの薬物治療
1 スペシャルポピュレーションとは
2 小児
3 臓器障害(肝機能障害、腎機能障害)
4 血液透析患者
5 妊婦
6 授乳婦
7 人種

薬剤別の作用と特徴
1 昇圧薬・強心薬
2 降圧薬
3 利尿薬
4 睡眠薬
5 抗精神病薬(せん妄治療薬)
6 抗てんかん薬
7 鎮痛薬