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医学のあゆみ288巻2号
リキッドバイオプシーを用いたがん診療の未来図――早期発見から個別化治療まで
医歯薬出版
電子版ISBN
電子版発売日 2024年1月15日
ページ数 70
判型 B5
印刷版ISSN 0039-2359
印刷版発行年月 2024年1月
書籍・雑誌概要
リキッドバイオプシーを用いたがん診療の未来図――早期発見から個別化治療まで
企画:中村能章(国立がん研究センター東病院国際研究推進室,同トランスレーショナルリサーチ支援室,同消化管内科)
・リキッドバイオプシーはがん領域において今や単なる研究の1ツールではなく,診断や治療に欠かすことのできない重要な検査となりつつある.
・進行がんのがんゲノムプロファイリングのみならず,切除可能ながんの再発リスクを予測する微小残存病変(MRD)検出や,がん検診におけるがん早期発見といった活用の可能性も世界中で期待されている.
・本特集では,がんゲノム医療およびリキッドバイオプシーに精通した各臓器スペシャリストを迎えて,各がん種におけるリキッドバイオプシーの現状と未来展望を解説いただく.
目次
■消化器がん治療におけるctDNAの現状と展望
■肺がんにおけるリキッドバイオプシーの現在と未来
■乳がんリキッドバイオプシーの現在と未来
■泌尿器がんリキッドバイオプシーの現状と未来
■婦人科がんリキッドバイオプシーの現在と未来
■頭頸部がん領域におけるリキッドバイオプシーの現在と将来の展望
■リキッドバイオプシー(MRD)によるOnco-surgeryの到来
■リキッドバイオプシーによるがん検診の未来図
特報
【第60回(2023年度)ベルツ賞受賞論文1等賞】
肺線維症に対する抗線維化薬開発:がんと線維化肺の接点を捉えたトランスレーショナルリサーチ
【第60回(2023年度)ベルツ賞受賞論文2等賞】
間質性肺疾患の病態解明を目指した臨床・基礎研究