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静がんメソッド 乳癌編<第2版>

静がんメソッド 乳癌編<第2版>
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筆頭著者 安井 博史 (監)

静岡県立静岡がんセンター副院長/消化器内科部長

その他の著者等 西村誠一郎,渡邉純一郎 編

日本医事新報社

電子版ISBN 978-4-7849-6841-1

電子版発売日 2019年7月29日

ページ数 192

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-7849-5617-3

印刷版発行年月 2019年6月

DOI https://doi.org/10.24542/9784784968411

書籍・雑誌概要

好評書が待望の改訂!
患者さんの状態や背景がさまざまで「この治療法を」という“正解”が存在しない癌化学療法。本書は,多数の癌患者さんを診療する静がん(静岡県立静岡がんセンター)での経験則から,治療選択の注意点や有害事象対策のポイントを解説。EBMを根幹としつつ,EBMだけではカバーしきれない,静がんの実臨床から得られた経験的ポイントを惜しげもなく公開。
第1章では各癌腫に対する化学療法,手術,放射線療法などの治療決定の指針「SCC院内ガイドライン」を提示。第2章では重要なレジメンについて個別に解説し,投与量や投与スケジュールなどの基本的事項のみならず,起こりうる有害事象とそのマネジメントについても詳述。

目次

1. SCC 院内ガイドライン
 1)周術期乳癌(手術可能乳癌)
 2)進行再発乳癌
2.レジメン・有害事象マネジメント
 1)周術期乳癌
 EC(FEC)療法
 EC(FEC)+3weekly DTX療法
 EC(FEC)+weekly PTX療法
 TC療法
 dose-dense EC-PTX療法
 トラスツズマブ
 PER+Tmab+DTX 療法
 CMF療法
 2)進行再発乳癌
 進行再発乳癌 レジメン索引
 アベマシクリブ+内分泌療法
 エキセメスタン+エベロリムス
 S-1(TS-1)
 エリブリン(+トラスツズマブ)
 オラパリブ
 カペシタビン(+トラスツズマブ)
 ゲムシタビン(+トラスツズマブ)
 抗HER2療法
 トラスツズマブ エムタンシン
 パクリタキセル+ベバシズマブ
 weeklyパクリタキセル(+トラスツズマブ)
 パルボシクリブ+内分泌療法
 ビノレルビン(+トラスツズマブ)
 ペルツズマブ+トラスツズマブ+ドセタキセル
 ラパチニブ+カペシタビン
 ラパチニブ+トラスツズマブ

Column
1. 乳癌における免疫チェックポイント阻害薬の可能性
2. 内臓転移と肝転移〜リスク因子としての重みづけを考える〜
3. リスク因子としての骨転移
4. CDK4/6阻害薬,どちらを選ぶか
5. 中枢神経転移
6. 癌薬物療法と間質性肺疾患〜主に鑑別について〜
7. PER+Tmab+DTXの代替療法の可能性
8. 腫瘍崩壊(融解)症候群(TLS)
索引