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レジデントのための これだけ輸液

レジデントのための これだけ輸液
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筆頭著者 佐藤 弘明 (著)

日本医事新報社

電子版ISBN

電子版発売日 2020年6月29日

ページ数 288

判型 B5変

印刷版ISBN 978-4-7849-4905-2

印刷版発行年月 2020年6月

DOI https://doi.org/10.24542/9784784949052

書籍・雑誌概要

みんながつまずくポイントを「わかりやすさ最優先」で解説!

初学者が最初に読むのに適した本になるよう徹底的に考え、執筆しました。
この一冊をきちんと理解すれば、自信を持って輸液を行うことができます。

◎臨床で必ず経験する症例を提示。
◎具体的な治療法を時系列で解説。
◎病態を省略せず、しっかり説明。
◎製剤名・液量・投与速度が一目でわかる。

目次

第1章 輸液の学び方
輸液を学ぶための3ステップ

第2章 よく使用する輸液製剤
Case1 救急患者のライン確保
Case2 腎不全患者のライン確保
Case3 食事が摂れない場合
Case4 高ナトリウム血症
輸液に必要な器具の名称
投与速度の調節(クレンメ、輸液ポンプ、シリンジポンプ)
針の選択
ライン確保と採血
血液ガス分析と通常採血

第3章 輸液製剤の組成と体内分布
水が存在する部位(細胞・間質・血管)
電解質の単位: mEq/L
脱水
輸液製剤の組成
細胞外液
5%ブドウ糖液
1号液(開始液)
3号液(維持液)
水とNaの移動
生食を血管内投与したときの分布
5%ブドウ糖液を血管内投与したときの分布
1号液を血管内投与したときの分布
3号液を血管内投与したときの分布

第4章 浸透圧と張度を理解する
浸透圧
張度(有効浸透圧)
各輸液製剤の張度
等張液、高張液、低張液
等張電解質輸液、低張電解質輸液、高張電解質輸液

第5章 輸液製剤の適応と使い方
Case1 救急患者のライン確保
Case2 腎不全患者のライン確保
Case3 食事が摂れない場合(水分必要量の詳細)
Case4 高ナトリウム血症

第6章 尿細管の機能
近位尿細管
ヘンレループの細い下行脚
ヘンレループの細い上行脚
ヘンレループの太い上行脚
遠位尿細管
集合管
集合管に作用するホルモン、抑制薬、疾患
近位尿細管に作用するホルモン、抑制薬、疾患
ヘンレループに作用する抑制薬、疾患
遠位尿細管に作用する抑制薬、疾患

第7章 酸塩基平衡(血液ガス分析)
Step1 アシデミアかアルカレミアか?
Step2 呼吸性か代謝性か?
Step3 代償は適切か?
Step4 AGと補正HCO3-を計算する
Step5 鑑別を考える

第8章 電解質異常
高Na血症
低Na血症
高K血症
低K血症
高Ca血症
低Ca血症
高Mg血症
低Mg血症

第9章 病態別の輸液
ショック
うっ血性心不全
腎不全
糖尿病
糖尿病性ケトアシドーシス、高血糖高浸透圧症候群
感染症(抗生剤)
炎症性疾患(ステロイド)
食事が摂れない患者(栄養輸液)
ストレス下(ADH分泌亢進)
終末期(皮下輸液)