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在宅医療バイブル 第2版
筆頭著者 川越 正平 (編著)
あおぞら診療所院長
日本医事新報社
電子版ISBN 978-4-7849-6639-4
電子版発売日 2018年5月28日
ページ数 668
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7849-4408-8
印刷版発行年月 2018年5月
書籍・雑誌概要
実際に従事するに当たり,必要となる素養が多岐にわたる在宅医療。本書は,その中でも最重要領域である「家庭医療学」「老年医学」「緩和医療学」の3つの領域に基づき,在宅医療の実践を詳述。質・量ともに “バイブル”の名に恥じない,圧倒的な内容です。
好評を博した初版の刊行から4年。フレイルや地域共生社会の概念,在宅医療・介護連携推進事業の恒久事業化など,在宅医療をめぐる新たな話題を盛り込むとともに項目を再編。最新情報をもとに,よりわかりやすくリニューアルしました。在宅医療従事者の座右の書が待望の改訂です。
目次
Ⅰ 家庭医療学・在宅医療総論
1 在宅ケアの理念
2 訪問診療の実際とその意義
3 全身状態のアセスメント
4 在宅医療の導入
5 入退院支援における医療者の役割と在宅の視点
6 治療・ケアのシンプル化
7 継続的なケア
8 患者中心の医療の方法
9 患者・医師関係の深まり
10 家族ケアと多問題家族
11 意思決定支援
12 医療と介護の統合
13 多職種協働
14 二人主治医制
15 訪問看護の役割と機能─地域における看護機能
16 薬剤師が果たす役割
17 歯科医師が果たす役割
18 ケアマネジメントの実際とその意義
19 在宅医療を支える地域資源
20 助けを求める力の欠如
21 地域ケア会議
22 診診連携や訪問看護との連携
23 かかりつけ医と地区医師会の役割
24 市町村行政が果たす役割
25 コミュニティデザイン
Ⅱ 老年医学
1 高齢者総合機能評価(CGA)
2 高齢者診療ガイドライン
3 polypharmacy
4 臓器不全の軌道学
5 神経難病の軌道学
6 認知症の軌道学
7 認知症の診断
8 認知症の治療戦略
9 フレイルとサルコぺニア
10 低栄養
11 骨粗鬆症
12 骨折と運動器不安定症
13 生活期リハビリテーション
14 ポジショニング
15 在宅における褥瘡の考え方
16 口腔ケア
17 摂食・嚥下障害
18 誤嚥性肺炎
19 医療・介護関連肺炎
20 慢性心不全
21 慢性呼吸不全
22 慢性腎臓病(CKD)
Ⅲ 緩和医療学
1 がんの軌道学
2 痛み
3 鎮痛補助薬
4 オピオイドスイッチングと次の一手
5 在宅悪性腫瘍等患者指導管理
6 緩和医療におけるインターベンション
7 呼吸器症状(呼吸困難・咳・死前喘鳴・胸水)
8 消化器症状(悪心・嘔吐,悪性腹水,便秘,消化管閉塞)
9 食欲不振と終末期における輸液
10 倦怠感
11 精神症状
12 スピリチュアルケア
13 コミュニケーション
14 生命予後の予測
15 在宅コンフォートセット
16 認知症の方の緩和ケア
17 小児患者の緩和ケア
18 死亡診断
Ⅳ 在宅医療各論・制度
1 在宅医療における各種カテーテルの交換と管理
2 経管栄養管理
3 中心静脈栄養管理
4 在宅人工呼吸療法
5 持続皮下輸液
6 在宅で可能な検査
7 パーキンソン病
8 筋萎縮性側索硬化症
9 精神疾患
10 東洋医学
11 小児在宅医療
12 患者を生活に戻す急性期病院
13 地域包括ケア病棟を持つ病院に期待される在宅医療の後方支援
14 中間施設と終の棲家
15 居住系施設における在宅医療
16 介護保険における医師の役割
17 患者を支える諸制度
18 在宅医療の診療報酬制度
19 在宅医療機関の防災の備えについて
索引