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通常内視鏡観察による
早期胃癌の拾い上げと診断
筆頭著者 平澤 俊明 (著)
その他の著者等 藤崎/順子
日本メディカルセンター
電子版ISBN 978-4-88875-922-9
電子版発売日 2017年7月3日
ページ数 222
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-88875-291-6
印刷版発行年月 2016年11月
書籍・雑誌概要
筆者が,がん研有明病院にレジデントとして入局したときに,これまで見たことのない胃炎類似型胃癌,微小胃癌,IIb病変が次々と発見されることに大変驚いた.胃癌を発見するコツを質問すると,“病変が光ってみえる”と教わった.多くの病変を経験することにより“目が慣れてくる”と,病変が自然に目に入るようになってきた.これが“病変が光ってみえる”ということだとわかった.
目次
第I章 胃癌の発見に役立つ基礎知識
1.正常な胃粘膜と胃炎
正常な胃粘膜(H.pylori未感染)/H.pylori感染胃炎(H.pylori現感染,既感染)
2.胃癌の分類と臨床的特徴
胃癌の分類/胃癌の発育進展様式と臨床的特徴
第II章 胃癌の見つけ方!
1.胃癌を見つけるために注目すべき所見
背景との関係/面(癌の領域)の所見/境界の所見
2.見逃しやすい胃癌
見落としやすい部位/見つけにくい病変/癌の診断能力を上げる魔法の薬-インジゴカルミン
第Ⅲ章 胃癌を探せ!-拾い上げ診断に挑戦しよう
症例問題51例
第Ⅳ章 胃癌は見つかりましたか?-解答と診断