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臨牀消化器内科 Vol.38 No.2
膵癌の早期診断-診療ガイドラインの改訂を踏まえて
日本メディカルセンター
電子版ISSN 2433-2488
電子版発売日 2023年1月18日
ページ数 120
判型 B5
印刷版ISSN 0911-601X
印刷版発行年月 2023年1月
書籍・雑誌概要
膵癌の早期診断-診療ガイドラインの改訂を踏まえて
膵癌の予後は依然として不良である.現在,膵癌の相対5 年生存率は10%前後と報告されている.地域医療圏では“膵癌と診断され5 年生存した患者”を経験している臨床医は少数であり,“膵癌は早期診断できないもの”とその壁の高さを嘆く声を耳にしてきた.
目次
巻頭言 /花田 敬士
1.膵癌の早期診断はなぜ必要か/花田 敬士
2.膵癌早期診断のために知っておきたい病理学的知見/大森 優子 他
3.膵癌早期診断のアルゴリズム-「膵癌診療ガイドライン」2022を踏まえて/蘆田 玲子 他
4.膵癌スクリーニングの可能性-早期診断に向けて
(1)リスク因子による絞り込み/佐上 亮太 他
(2)膵癌の早期診断を目指した十二指腸液中バイオマーカー探索/井手野 昇 他
(3)地域発の膵癌早期診断プロジェクト/清水 晃典 他
5.Stage 0,ⅠA 膵癌の診断と治療
(1)臨床徴候・画像所見の特徴-多施設共同研究の成績から/菅野 敦 他
(2)US の役割/高山 敬子 他
(3)EUS の有用性/吉田 晃浩,鎌田 研 他
(4)CT,MRI の役割/井上 大 他
(5)ERCP および膵液細胞診の役割/芹川 正浩 他
(6)外科的治療を含めた集学的治療/大目 祐介,本田 五郎 他
(7)術後経過観察と長期予後/蔵原 弘,大塚 隆生 他
[コラム]膵癌早期診断に向けた患者会の活動/眞島 喜幸
[連 載]「胃炎の京都分類」の使い方
第8 回 腸上皮化生の内視鏡診断(NBI)/金光 高雄,上堂 文也 他
〔連 載〕大腸ポリープに挑む
第9 回 大腸鋸歯状病変のマネジメント/佐野 亙 他