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臨牀消化器内科 Vol.35 No.12
除菌後時代を迎えた胃癌診療-残された課題を巡って
日本メディカルセンター
電子版ISSN 2433-2488
電子版発売日 2020年10月19日
ページ数 120
判型 B5
印刷版ISSN 0911-601X
印刷版発行年月 2020年10月
書籍・雑誌概要
除菌後時代を迎えた胃癌診療-残された課題を巡って
本特集はH. pylori 除菌療法普及に伴って,その様相を変えつつある胃癌診療の現況を俯瞰し,これからの時代が直面する課題について整理を試みたものである.
目次
巻頭言 /一瀬 雅夫
1.除菌後胃癌を巡る課題
1)H.pylori 除菌後10 年以降の胃癌リスク/水野 元夫 他
2)H.pylori 感染胃炎からの発癌と除菌後胃癌発生機序― H.pylori 除菌後胃癌発生における分子機構/福田 昌英,牛島 俊和
3)除菌後胃癌の診断を巡って
a.臨床病理学的特徴/小林 正明 他
b.内視鏡診断の要点/藤崎 順子
c.効率的な内視鏡診断― 各モダリティの精度,特性,適切な選択/堀口 徳之,大宮 直木 他
d.除菌後発見胃癌の好発部位は中間帯である/八木 一芳 他
e. 除菌後胃癌―診断困難例を巡って
① 除菌による粘膜表面の形態変化・色調変化/山﨑 琢士
② 除菌による側方進展への影響/伊藤 信仁 他
4)除菌後胃癌のハイリスク/井口 幹祟 他
2.H.pylori 未感染胃癌を巡る課題
1)内視鏡的・臨床病理学的特徴/赤澤 陽一,永原 章仁 他
2)非 噴門部胃癌と噴門部胃癌の臨床病理学的比較検討/向井 伸一 他
3.EB ウイルス関連胃癌/浦牛原幸治 他
4.遺伝的要因を背景とした胃癌/岩泉 守哉 他
5.A 型胃炎(自己免疫性胃炎)を背景とした胃癌/原 裕一,蔵原 晃一 他