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臨牀透析 Vol.39 No.7
透析施設における感染症対策 2023
日本メディカルセンター
電子版ISSN 2433-247X
電子版発売日 2023年6月14日
ページ数 224
判型 B5
印刷版ISSN 0910-5808
印刷版発行年月 2023年6月
書籍・雑誌概要
透析施設における感染症対策 2023
2020 年より新型コロナウイルス感染症(COVID―19)が流行して,医療現場における感染対策の重要性が再認識された.
COVID―19 の流行により,臨床からの感染症のエビデンスが多く報告され,感染対策による予防やワクチン接種による重症化予防効果が確認された.
5類移行後における無症状・軽症患者に対する外来透析を行う際の隔離透析期間等の考え方についても記載
目次
第1章 感染予防の基本
1.透析患者はなぜ感染症に罹患しやすいのか?
2.院内感染防止対策のための基本
3.手指衛生と消毒
1)手洗いと手指消毒の必要性と方法
2)透析室での環境消毒と消毒薬の選択
4.感染対策を考慮した血液透析の手順
5.透析室での個人防護具
6.ワクチン接種の基本知識
7.感染予防のための患者教育と医療従事者教育
8.腹膜透析関連感染症
9.バスキュラーアクセスとカテーテルの管理
1)バスキュラーアクセス(カテーテルを除く)の管理と感染対策
2)透析用カテーテル管理と感染対策―非カフ型カテーテルとカフ型カテーテルの管理
第2章 感染予防各論
1.インフルエンザ
1)インフルエンザと新型コロナウイルス感染症への感染対策
2)インフルエンザワクチンと治療
2.新型コロナウイルス感染症
1)新型コロナウイルスワクチン
2)新型コロナウイルス感染症の治療
3.肝炎ウイルス
1)血液媒介感染症(HBV とHCV)の感染対策
2)B 型肝炎の管理と治療
3)HB ワクチン
4)C 型肝炎の管理と治療
4.HIV
1)HIV 感染透析患者の管理と対策
2)HIV 感染症の治療
5.多剤耐性菌のマネジメント(MRSA)―感染対策のシンプル・マインド
6.結核症の診断
7.ノロウイルスなどの感染性胃腸炎への感染対策
8.感染性心内膜炎
9.肺炎球菌
1)肺炎球菌ワクチン接種
2)透析患者の肺炎―抗菌薬,その前に
10.HPV ワクチン
11.帯状疱疹ワクチン
Column 新型コロナウイルス感染症の5 類移行後における無症状・軽症患者に対する外来透析を行う際の隔離透析期間等の考え方について