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小説みたいに楽しく読める免疫学講義

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筆頭著者 小安 重夫 (著)

その他の著者 小安重夫/著

羊土社

電子版ISBN

電子版発売日 2022年10月7日

ページ数 288

判型 四六

印刷版ISBN 978-4-7581-2123-1

印刷版発行年月 2022年9月

DOI https://doi.org/10.18958/9784758121231

書籍・雑誌概要

複雑な免疫学をわかりやすくかみ砕いた名著「免疫学はやっぱりおもしろい」がぐっと親しみやすく,装い新たに再登場!新型コロナウイルスやmRNAワクチン,新しく見つかった自然リンパ球など最新のトピックまで.

目次

第1章 それは伝染病からはじまった
1 伝染病と二度なし―獲得免疫
2 生まれつきもっている武器―自然免疫
3 免疫はよいことばかりじゃない―アレルギー
4 小児科医の大きな貢献

第2章 免疫の謎に挑んだ偉大な先人たち
1 二度なしのしくみの考察
2 一卵性双生児でも免疫は同じではない―柔軟なシステム
3 パズルへの挑戦―謎解きのはじまり

第3章 解き明かされた数々の謎
1 数多くのウイルスや細菌と戦える理由―特異性と多様性のしくみ
2 自分を自分とわかるのはなぜだろう―拒絶反応のからくり

第4章 免疫はものを見分ける
1 目立つ異物を見つけ出す方法
2 目立たない異物まで見つけ出す方法―遺伝子を組換えてできるリンパ球の目

第5章 自分が自分とわかる仕掛け
1 入学は楽だけど卒業が難しい胸腺大学―自己寛容の秘密
2 自分を攻撃しないための第二・第三の策略

第6章 免疫の登場人物とその履歴
1 外敵と戦う戦士たち―多彩な顔つきの白血球と自然免疫
2 免疫の隠れた司令塔―樹状細胞とリンパ組織
3 分子ミサイル「抗体」の誕生―液性免疫
4 ツベルクリン検査が教えるもう一つの戦い方―細胞性免疫
5 リンパ球の役割分担―二一世紀になって見つかった(!)自然リンパ球

第7章 病気と免疫
1 感染症を予防するワクチン
2 免疫は両刃の剣―アレルギーと自己免疫疾患
3 ゲノムが教える病気との関係
4 臓器移植と再生医療
5 がんは免疫で治る時代が来た
6 微生物の逆襲―エイズウイルスの驚きの戦略

コラム
1 細菌の分離培養とコッホの三原則
2 インターフェロンの命名
3 注目されなかったグリックの研究
4 制限酵素からCRISPR-Cas9:細菌の免疫!
5 ヤーネと利根川
6 部外者にはややこしいCD分子の命名法
7 NK細胞と潜水艦?
8 インターロイキンの命名法
9 Fasの思い出
10 免疫学者の有名な背中
11 山中のiPS細胞