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実験医学 Vol.38 No.11

【特集】環境因子と発がん

実験医学 Vol.38 No.11
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羊土社

電子版ISBN 978-4-7581-2533-8

電子版発売日 2020年6月24日

ページ数 139

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-7581-2533-8

印刷版発行年月 2020年6月

書籍・雑誌概要

【特集】環境因子と発がん
発がんにおいて環境要因は遺伝的素因よりも影響が大きいといわれています.発がん性をもつとされる物質はどのようなメカニズムでがんをもたらすのか? がんの予防を見据えた化学発がんの最新研究をお届けします.

目次

<特集>環境因子と発がん 喫煙・肥満・アスベストによるがん発生機構からがんの“予防”に挑む
企画/戸塚ゆ加里
概論―がん予防法開発の基盤となる発がん研究の現状と将来展望
環境要因とがん
環境発がんの理解と個別化がん予防に寄与する変異シグネチャー研究
アスベスト・繊維性ナノ物質による発がんメカニズム
化学物質曝露による職業がんの発生要因とメカニズム
腸内細菌叢とがん発生の分子メカニズム
肥満とがんの関係性と背景メカニズム
がん予防学の科学的・社会的側面と現状

<いま知りたい!! >
遺伝子ドーピングとその検査―リキッドバイオプシーの応用を主にその社会的側面も含めて

<連載>
新連載 免疫染色のお悩み、すべて答えます―抗体の取り扱いとサンプル調製の極意
第1回 抗体の選び方

News & Hot Paper Digest
日本医療研究開発機構(AMED)中長期計画(第2期)はじまる
PD-1,PD-L1と糖鎖
ついに報告されたKRAS変異体阻害剤のポテンシャル
ネットワーキングイベントを活用して研究の「資本」を蓄えよう

カレントトピックス
肝再生の起源となる細胞―倍数性を変化させながら増殖する多倍体肝細胞
サイトカインmRNAの分解による炎症応答の制御―心不全の治療標的として
マウス卵母細胞運命決定機構の解明
AHRシグナルは腸管神経系の環境適応と機能調節に寄与する
爬虫類の前障という脳領域の睡眠における役割

クローズアップ実験法
定量的なウエスタンブロッティングのためのデータ補正

論文査読のリアル―査読で消耗しない心構えとテクニック
査読システムの試行錯誤(後半)

ラボレポート―留学編―
非王道( ? )的研究留学―Molecular and Cellular Biochemistry Department, Indiana University

Opinion-研究の現場から
研究生活に欠かせない「相棒」

バイオでパズる!
実験室ではゆとりをもって