書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
-
基礎医学系
-
臨床医学・内科系
-
臨床医学・外科系
-
臨床医学(領域別)
-
臨床医学(テーマ別)
-
社会医学系・医学一般など
-
基礎看護
-
臨床看護(診療科・技術)
-
臨床看護(専門別)
-
保健・助産
-
看護教員・学生
-
各種医療職
-
東洋医学
-
栄養学
-
薬学
-
歯科学
-
保健・体育
-
雑誌
脊髄腫瘍診療ガイドライン2025
筆頭著者 日本脊髄外科学会(監) 日本脊髄外科学会 診療ガイドライン作成委員会 (編)
三輪書店
電子版ISBN
電子版発売日 2025年6月16日
ページ数 170
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-89590-851-1
印刷版発行年月 2025年6月
書籍・雑誌概要
脊髄腫瘍に対する診断と治療の最適解を導くガイドライン
脊髄腫瘍は中枢神経系腫瘍の中で比較的まれな疾患であり、発生部位・病理診断により治療法が異なるため、診療には高度な専門性が求められる。本ガイドラインは、脊髄腫瘍の診断・治療に関する最新のエビデンスをもとに、臨床における最適な意思決定を支援することを目的として策定された。これにより、診断精度の向上、治療効果の最適化、副作用の軽減を図り、患者および医療従事者の双方に有益な情報を提供することを目指している。
総論では疫学・自然経過・遺伝的要因・診断・治療を、各論では発生頻度が高く、主に硬膜内髄外に発生する神経鞘腫と髄膜腫、主に髄内に発生する血管芽腫、海綿状血管腫、上衣腫、星細胞腫・膠芽腫、悪性リンパ腫を取り上げた。
脊髄腫瘍は脊髄あるいは脊髄近傍に発生した腫瘍の総称である。発生部位により髄内腫瘍、硬膜内髄外腫瘍、硬膜外腫瘍に分類され、病理学的には脊髄・脊髄神経・髄膜・血管・リンパ組織・椎骨などに由来するもの、転移性のものなどが知られている。
目次
前 文
総 論
Ⅰ.疫学・分類
CQ1 脊髄腫瘍の疫学は
Ⅱ.自然経過
CQ2 増大傾向の少ない脊髄腫瘍は
CQ3 急速に増大する脊髄腫瘍は
CQ4 転移する脊髄腫瘍は
CQ5 多発性脊髄腫瘍は
Ⅲ.遺伝的要因
CQ6 人種差を示す脊髄腫瘍は
CQ7 遺伝性を示す脊髄腫瘍は
Ⅳ.診断
CQ8 脊髄腫瘍に特徴的な神経所見,有用な症状評価スケールは
CQ9 脊髄腫瘍に特徴的なMRI画像所見は
CQ10 拡散テンソル画像などのニューロイメージングは術前診断として有用か
CQ11 PETが診断に有用な脊髄腫瘍は
CQ12 血管撮影は診断に有用か
CQ13 脊髄腫瘍と鑑別すべき病変と検査法は
Ⅴ.治療
CQ14 経過観察をするべき脊髄腫瘍は
CQ15 脊髄腫瘍に対するステロイド投与は有効か
CQ16 放射線療法・化学療法が有用な脊髄腫瘍は
CQ17 全摘出が推奨されない脊髄腫瘍は
CQ18 脊髄腫瘍摘出後に固定術が必要となる場合は
CQ19 術後髄液漏を防ぐ硬膜閉鎖方法は
各論
Ⅰ.神経鞘腫
CQ20 神経鞘腫の疫学は
CQ21 神経鞘腫の画像分類と治療方針は
CQ22 神経根切除により神経症状は悪化するか
CQ23 良性神経鞘腫の治療成績と再発率は
CQ24 悪性神経鞘腫瘍の治療法と遠隔成績は
Ⅱ.髄膜腫
CQ25 脊髄髄膜腫の疫学は
CQ26 脊髄髄膜腫の画像分類と治療方針は
CQ27 腫瘍付着部硬膜は切除すべきか
CQ28 良性髄膜腫の治療成績と再発率は
CQ29 悪性髄膜腫の治療法と遠隔成績は
Ⅲ.血管芽腫
CQ30 血管芽腫の疫学は
CQ31 画像所見の特徴・診断に必要な検査は
CQ32 発生部位と治療方針は(放射線治療の有効性は)
CQ33 VHLに合併する血管芽腫の特徴と治療の注意点は
Ⅳ.海綿状血管腫
CQ34 海綿状血管腫の疫学は
CQ35 出血・再出血リスクと手術のタイミングは
CQ36 画像所見の特徴・診断に必要な検査は
CQ37 発生部位と治療方針は
Ⅴ.上衣腫
CQ38 上衣腫の疫学は
CQ39 画像所見の特徴・診断に必要な検査は
CQ40 発生部位と治療方針は
CQ41 悪性上衣腫の治療戦略は
Ⅵ.星細胞腫・膠芽腫
CQ42 星細胞腫・膠芽腫の疫学は
CQ43 発育形式と診断に必要な検査は
CQ44 良性星細胞腫の治療方針と成績は
CQ45 悪性星細胞腫・膠芽腫の治療方針と予後は
Ⅶ.悪性リンパ腫
CQ46 脊髄原発悪性リンパ腫の疫学は
CQ47 診断に必要な検査は
CQ48 治療方針と予後は