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PT・OTのための測定評価DVD Series 7 片麻痺機能検査・協調性検査
筆頭著者 伊藤 俊一(監修) 久保田 健太 隈元 庸夫 (編)
三輪書店
電子版ISBN
電子版発売日 2022年8月22日
ページ数 140
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-89590-498-8
印刷版発行年月 2014年12月
書籍・雑誌概要
正しい測定・評価ができていますか?
片麻痺機能検査(Brunnstrom stage)は、 片麻痺の回復過程をステージ化した評価法であり,検査自体の可否判定だけでなく、その動きを注意深く観察し、他の基本動作と結びつけることが重要である。
また、協調性検査は目的とする運動を的確に遂行できるか図るものである。
その運動メカニズムは複雑であり、情報の収集・伝達の感覚入力系、情報の整理・運動プログラム立案の中枢機構、運動遂行の運動出力系の、どの障害に対し注目すべきか、動作分析や他の検査を参考に実施する必要がある。
本書では、これらの難易度が高い検査について、初学者が容易に視覚で検査動作を学べるように工夫がされている。
また、判断が困難な検査判定については、基本動作と異常動作の違いと判別が深められるよう症例動画を収録。臨床経験を補完できる充実した内容となっている。
異常動作のイメージ構築から、動作の評価力が身に付く評価・測定のスタンダード化を目指した一冊である。
目次
第1章 片麻痺機能検査
片麻痺機能検査とは
【ブルンストローム片麻痺機能検査】
1 上肢stage Ⅲ
2 上肢stageⅡ
3 上肢stage Ⅳ
4 上肢stage Ⅴ
5 上肢スピードテスト
6 下肢stage Ⅲ
7 下肢stageⅡ
8 下肢stage Ⅳ
9 下肢stage Ⅴ
10 下肢stage Ⅵ
11 手 指
第2章 協調性検査
協調性検査とは
1 指指試験
2 指鼻試験
3 鼻指鼻試験
4 膝打ち試験
5 過回内試験
6 arm stopping test
7 線引き試験
8 手回内・回外検査
9 finger wiggle
10 腕叩打試験
11 足趾手指試験
12 膝踵試験
13 向こう脛叩打試験
14 foot pat
15 ロンベルク検査
16 スチュアート・ホームズ反跳現象
17 協働収縮不能・協働収縮異常「症」の試験
18 片足立ち検査
19 マン試験
20 つぎ足歩行
付 録
関節可動域の確認(上肢・下肢)