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PT・OTのための測定評価DVD Series 6 整形外科的検査
筆頭著者 伊藤 俊一(監修) 隈元 庸夫 久保田 健太 (編)
三輪書店
電子版ISBN
電子版発売日 2022年8月22日
ページ数 120
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-89590-491-9
印刷版発行年月 2014年10月
書籍・雑誌概要
正しい測定・評価ができていますか?
理学療法士・作業療法士の臨床において、「測定評価」は治療指針の決定や効果判定のために不可欠な要素であるが、近年、個々の測定評価の精度や再現性の相違が施設間で問題視されてきている。
測定評価法に関する成書は数多く発刊されているが、手技自体を反復して学習できるテキストは皆無である。
本シリーズは、従来の測定評価法のテキストとは一線を画し、動画で測定評価手技のポイントを的確に学べ、より再現性の高い測定評価が可能となることを念頭に置いて構成してある。
整形外科的検査とは、骨・関節・筋・神経をはじめとする運動器疾患における症状やその部位を特定し、医学的診断の補助を目的として行われる検査である。
セラピストにとっては、対象者の問題点における機能障害やその程度の判断、すなわち治療につなげるための評価として、また症状変化や効果判定などの治療後の再評価として用いられる。
特に検査では、機器や器具を用いずに徒手と口頭指示によって行われるため、検査手法の再現性が重要となる。
そこで本書では、検査における対象者の動きや反応の観察ポイントを、分かりすく構図で表現した。
また、セラピストが行う実際の検査方法についても、容易に理解できるよう工夫し、その際の禁忌事項も記載してある。
ぜひ、動画と写真でその動作を学び、臨床力を高め、一流のセラピストとして活躍してほしい。
本書は、その一助となる実践的なテキストである。
目次
第1章 総論
1.整形外科的検査とは
2.医療面接
3.視診と触診
4.運動検査
5.整形外科的検査の留意点
第2章 頭部・頸部・体幹
Ⅰ.頭部・頸部
1.ジャクソン圧迫テスト
2.スパーリングテスト
3.アドソンテスト
4.エデンテスト
5.ライトテスト
6.腕神経叢伸展テスト
7.腕神経叢緊張テスト
Ⅱ.体幹(腰部・骨盤帯)
1.下肢伸展挙上テスト
【Advance】
・ラセーグテスト
・ブラガードテスト
・ボウストリング徴候
2.大腿神経伸展テスト
3.ケンプテスト
4.フェアテスト
5.ニュートンテスト 第3法
6.ゲンスレンテスト
【Advance】
・スランプテスト
第3章 上肢
Ⅰ.肩関節
1.スピードテスト
2.ヤーガソンテスト
3.ドロップアームテスト
4.棘上筋テスト
5.前方不安感テスト
【Advance】
・ロウの前方不安定性テスト
・後方不安感テスト
・多方向不安感テスト
・ロウの多方向不安定感テスト
Ⅱ.肘関節・手関節
1.テニス肘テスト
2.ゴルフ肘テスト
3.肘内反ストレステスト
4.肘外反ストレステスト
5.手関節屈曲テスト (ファレンテスト)
6.アイヒホッフテスト
7.フロマン徴候
第4章 下肢・その他
Ⅰ.股関節
1.アリス徴候
2.トーマステスト
3.トレンデレンブルグ徴候
4.エリーテスト
5.オーベルテスト
6.パトリックテスト
Ⅱ.膝関節
1.アプレー圧迫テスト
2.アプレー牽引テスト
3.マクマリーテスト
4.引き出しテスト(前方引き出しテスト,後方引き出しテスト)
5.ラックマンテスト
6.Nテスト
7.膝内反ストレステスト
8.膝外反ストレステスト
9.膝蓋骨圧迫テスト
10.膝蓋骨モビリティテスト
Ⅲ.足関節
1.足関節引き出しテスト(前方引き出しテスト,後方引き出しテスト)
2.足関節外側安定性テスト
3.足関節内側安定性テスト
4.トンプソンテスト
Ⅳ.その他
1.ティネル徴候
2.バージャーテスト
3.アレンテスト
4.バーンズテスト
5.フリップテスト