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≪講座 スポーツ整形外科学 1≫
整形外科医のためのスポーツ医学概論
筆頭著者 松本 秀男 (編集)
公益財団法人 日本スポーツ医学財団理事長
中山書店
電子版ISBN
電子版発売日 2021年10月18日
ページ数 440
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-521-74901-3
印刷版発行年月 2021年10月
書籍・雑誌概要
スポーツ整形外科は,一般の整形外科とは異なり,整形外科そのものを熟知するとともに,アス リートの特殊性や各スポーツ種目の特徴を理解し,整形外科以外の幅広い知識をもつことも要求される.本巻では,スポーツ医学全体にわたる広い範囲を捉え,予防,帯同,応急処置,治療,競技復帰のためのスポーツ整形外科の基本的な概念を解説した.スポーツ整形外科診療を実践するための基礎となる成書である.
目次
1章 スポーツ医学の基礎
1.スポーツ整形外科とは
2.スポーツ生理学(運動生理学)
A.運動器とスポーツ
①骨
②筋
③関節
④神経
B.エネルギー代謝とスポーツ
C.水・電解質とスポーツ
D.循環器とスポーツ
E.呼吸器とスポーツ
3.年代・性別における特徴と問題点
A.成長期とスポーツ
B.中高年と健康スポーツ
C.女性とスポーツ
D.トップアスリート
E.障害者スポーツ
4.スポーツ栄養学(スポーツと栄養,栄養サポート)
5.スポーツ心理学
6.スポーツ歯科(マウスピース,かみしめ)
7.スポーツ皮膚科(日焼け,発汗を含む)
8.スポーツ医学の研究手法
A.呼気ガス分析
B.反射マーカーによる動作解析
C.ウェアラブル端末による動作解析
D. 有限要素法(FEM)
2章 スポーツ外傷・障害の予防
1.メディカルチェック
A.内科領域のメディカルチェック
B.整形外科領域のメディカルチェック
C.脳外科領域のメディカルチェック
D.婦人科領域のメディカルチェック
E.眼科領域のメディカルチェック
F.歯科領域のメディカルチェック
G.体力評価,運動機能評価
2.画像診断,補助診断
3.栄養指導と体調管理
4.コンディショニング
5.スポーツトレーニング
A.筋力
B.柔軟性
C.俊敏性
D.持久力(心肺機能)
6.アンチ・ドーピング指導
3章 スポーツ外傷・障害に対する治療の原則
1.応急手当,応急処置
2.帯同
A.帯同現場での対応
B. 海外帯同での注意事項
3.保存療法
4.手術療法
5.アスレティック・リハビリテーション
6.競技復帰に向けてのポイント
4章 スポーツ整形外科医が知っておくべき他領域の疾患
1.循環器疾患
2.呼吸器疾患
3.代謝性疾患
4.貧血
5.熱中症
6.女性アスリートの3徴
7.イップス(スポーツ心理)
5章 スポーツに伴う他領域の外傷
1.脳震盪 脳震盪・頭部外傷
2.頭部・顔面外傷 顔面外傷
3.臓器損傷(肺損傷,腹部損傷)
4.皮膚損傷
6章 スポーツ種目別運動器外傷・障害の特徴
1.瞬発系競技
2.持久系競技
3.審美系競技
4.ウェイトコントロール系競技
5.障害者スポーツ