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大腸癌治療ガイドライン 医師用 2019年版
筆頭著者 大腸癌研究会 (編)
金原出版
電子版ISBN 978-4-307-80393-9
電子版発売日 2020年8月10日
ページ数 152
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-307-20393-7
印刷版発行年月 2020年6月
書籍・雑誌概要
2016年版では薬物療法のみの改訂であったが、本版では内視鏡治療、手術治療、薬物療法などの各領域を、最近の臨床試験の結果や大腸癌研究会プロジェクト研究の成果を取り入れて全般的に改訂した。とくに薬物療法では新たな分子標的治療薬・免疫チェックポイント阻害薬の承認により治療アルゴリズムが一新された。また、Clinical Questionを23から28へ増やし、推奨文を見直してより明確な記述とした。
目次
はじめに
2016年版 序
2014年版 序
2010年版 序
2009年版 序
初版 序
『大腸癌治療ガイドライン医師用2019年版』 主な改訂点
総論
1.目的
2.使用法
3.対象
4.作成法
5.文献検索法
6.改訂
7.公開
8.一般向けの解説
9.資金
10.利益相反
11.文献
12.ガイドライン委員会
各論
1.Stage0~StageIII大腸癌の治療方針
1)内視鏡治療
2)手術治療
サイドメモ:「奏効率」と「奏効割合」、「生存率」と「生存割合」に関して
2.StageIV大腸癌の治療方針
3.再発大腸癌の治療方針
4.血行性転移の治療方針
1)肝転移の治療方針
2)肺転移の治療方針
3)脳転移の治療方針
4)その他の血行性転移の治療方針
5.薬物療法
1)補助化学療法
2)切除不能進行再発大腸癌に対する薬物療法
サイドメモ:次世代シークエンス法/ctDNA
6.放射線療法
1)補助放射線療法
2)緩和的放射線療法
7.緩和医療・ケア
8.大腸癌手術後のサーベイランス
1)大腸癌根治度A切除後の再発に関するサーベイランス
2)大腸癌根治度B切除後および再発巣切除後のサーベイランス
3)異時性多重がんのサーベイランス
Clinical Questions
CQ 1:内視鏡的切除されたpT1大腸癌の追加治療の適応基準は何か?
CQ 2:最大径2cm以上の腫瘍性病変に対する内視鏡的切除としてESDは推奨されるか?
CQ 3:早期大腸癌の内視鏡的切除後にサーベイランスは推奨されるか?
CQ 4:大腸癌に対して腹腔鏡下手術は推奨されるか?
CQ 5:直腸癌に対して側方郭清は推奨されるか?
CQ 6:切除不能な遠隔転移を有する症例に原発巣切除は推奨されるか?
CQ 7:腹膜転移を認めた場合、原発巣と同時に切除することは推奨されるか?
CQ 8:肝転移と肺転移の双方を同時に有する症例の転移巣の切除は推奨されるか?
CQ 9:切除可能肝転移に対する術前補助化学療法は推奨されるか?
CQ 10:薬物療法が奏効して切除可能となった肝転移、肺転移に対する切除は推奨されるか?
CQ 11:薬物療法が奏効して画像上消失した肝転移巣の切除は推奨されるか?
CQ 12:大腸癌肝転移に対する腹腔鏡下手術は推奨されるか?
CQ 13:肝転移巣に対する熱凝固療法は推奨されるか?
CQ 14:直腸癌局所再発の切除は推奨されるか?
CQ 15:StageIII結腸癌に術後補助化学療法は推奨されるか?
CQ 16:StageIII大腸癌術後補助化学療法の治療期間は6カ月が推奨されるか?
CQ 17:70歳以上の高齢者に術後補助化学療法は推奨されるか?
CQ 18:StageII大腸癌に術後補助化学療法は推奨されるか?
CQ 19:遠隔転移巣切除後の補助化学療法は推奨されるか?
CQ 20:切除不能大腸癌に対する一次治療として分子標的治療薬の併用は推奨されるか?
CQ 21:切除不能大腸癌に対する二次治療として分子標的治療薬の併用は推奨されるか?
CQ 22:切除不能大腸癌に対する後方治療としてregorafenib、FTD/TPIは推奨されるか?
CQ 23:大腸癌に免疫チェックポイント阻害薬は推奨されるか?
CQ 24:肝転移に対する肝動注療法は推奨されるか?
CQ 25:R0切除可能な直腸癌に対して術前治療は推奨されるか?
CQ 26:遠隔転移のない切除不能な局所進行再発直腸癌に対する化学放射線療法は推奨されるか?
CQ 27:閉塞性大腸癌にステント治療は推奨されるか?
CQ 28:大腸癌治癒切除後に多重がん(多発癌および重複がん)のサーベイランスは推奨されるか?
大腸癌治療ガイドライン2019年版の外部評価
資料
文献
索引